台湾在住サラリーマンの徒然なる日々

飛行機とお酒と夜景が大好きな台湾在住サラリーマン。日々の生活の中で感じた取り留めもないこと、現地在住者ならではの観光情報などについて発信していきたいと思っています。(Twitter: @superflyer2015)

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世界中の監視カメラの映像が見られるサイト「Insecam」

「Insecam」ってどんなサイト?

 

最近ネット上で話題になっている話ですが、どうやら世界中にある「パスワード設定等のセキュリティ対策をしていない監視カメラ」の映像が見られるサイトがあるそうです。ロシアの「Insecam」(http://www.insecam.org/)というサイトだそうです。

サイトにアクセスして、国名をクリックすると様々な監視カメラの映像が見られます。私も好奇心からアクセスしてみましたが、こんなサイトが存在するとは知らなかったので本当に衝撃を受けました。あくまで見られるのは、「そもそもパスワード設定等のセキュリティ対策を一切していない監視カメラ」もしくは「パスワード設定はしてあるけれど、初期設定(admin/adminなど)のままになっている監視カメラ」だそうです。近年各所で使われているカメラは、そのままレコーダーに接続されて録画しているオフラインのものではなくて、基本的にネット回線に接続されていて、インターネット経由でアクセスできる、要はストリーミング配信のようなものですから、当然セキュリティ対策をしなければ「公開」しているのと同じであり、世界中のどこからでも覗かれてしまうわけです。

 

倫理的に問題があるのでは、、、?


サイトにアクセスしてみると、日本の監視カメラ6,161個(注:数字は本記事執筆時のものです)にアクセスできることがわかります。他にもいろんな国にあるアクセス可能な監視カメラの個数が書いてあるのですが、台湾は296個と表示されています。台湾の人口は日本の約5分の1ですから、その分を考慮しても明らかに日本にある「無防備な監視カメラ」の個数の方が多いですね。アメリカは7,504個だそうなので、人口を考慮するとやはり日本よりも少なく見えます。他の国にある個数をざっと見る限り、日本は間違いなく「無防備な国ランキング(?)」の上位ですね。それだけ平和なのだと言うこともできますが、セキュリティ意識が欠けている、ITリテラシー(情報リテラシー)が足りないとも言えるわけで、、、

ちなみに、「そんな悪趣味なサイトを作るなんて、ロシア人は変態だな、、、」なんて思った方がいるかもしれませんが、それは多分間違っています。実際に監視カメラの映像が表示されている画面にはgoogle adsenseの広告が貼られていますから、お金目的ですね。好奇心旺盛な人が世界中からこぞってアクセスすることで、サイトの運営者に莫大な額のお金が入るわけです。このブログの運営には有料版の「はてなブログ」を使っているので、せめてその費用くらい稼げたらいいなと思い、ここにもgoogle adsenseの広告が貼ってありますから、私も「どのくらいのアクセスがあるとどのくらい儲かるのか?」に関しては経験上知っているのですが、すごい額であることは容易に想像できます。ちなみに、このブログのような無名サイトに広告貼ったところで得られるのは雀の涙みたいな額です、、、

映像を垂れ流して覗かれている人たちの「自己責任」という一言で片付けるのは簡単ですが、googleさんと、監視カメラを作っているメーカーさん(特にPanasonic製のカメラが多いそうです)は知らんぷりしてていいんですかね。googleさんはそのような明らかに倫理的に問題のあるサイトの運営者の懐を肥えさせていることが問題だとは感じないのでしょうか。Panasonicさんは、なぜ「任意のパスワードを最初に設定しないと使えない仕様」にしないのでしょうか。

なんてことをここに書いたところで、誰の目にもとまらないか、、、
結局のところ、自分で自分を守るしかないということになるんですかね。
情報化社会って本当にいろいろと大変というか、なんか疲れますね。先日のスキーツアーの夜行バスの事故で亡くなった大学生たちがfacebook上にアップロードしていた顔写真なんかも、マスコミによって各種メディア上に広く晒されていましたし。誰でもアクセスできる場所に個人情報や顔写真を置いている側の問題だと言うのは簡単なのですが、、、
とりあえず、小学校や中学校におけるIT関係の教育をかなり強化する必要が間違いなくあるでしょうね。でも、例えば最近の小学校では英語なんかも教えているんですよね。もう絶対的に時間が足りないでしょうね。それに、経営者や学者等社会的に地位の高い人でもSNSでやらかしてしまう例はいくらであるわけで、ごくごく普通の教員がどの程度ITリテラシーについて正しく教育ができるのか、、、と問われると、よくわかりません。「写真晒して何か問題あるのか?」と問われると、うまく答えられないんだけれど、例えばあなたの子供が写真晒しまくってたら、あなたは何とも思いませんか?私だったら、「リスク管理の観点からそれが本当に危険な行為ではないのか再考しなさい」と言うでしょうね。あとはとりあえず、「掲載許可を得ていない他人が写っている写真」を公開している人はめちゃくちゃ多いわけで、それに関しては絶対に間違っていると思います。多くの人がこれに関してあまり意識していないようで、すごく問題に感じていたりなんかします。私もブログに写真を載せる際には、「判別可能なレベルで他人が写ってしまっている写真」は例え自分がすごく気に入っていても載せないよう気をつけています。

とにもかくにも、やっぱり「倫理観」っていうか、もっと柔らかく言うところの「常識」が最近足りていないんだと思います。世間にゴロゴロ転がっているたくさんの問題の種って、だいたいこれなんじゃないですかね。