台湾在住サラリーマンの徒然なる日々

飛行機とお酒と夜景が大好きな台湾在住サラリーマン。日々の生活の中で感じた取り留めもないこと、現地在住者ならではの観光情報などについて発信していきたいと思っています。(Twitter: @superflyer2015)

スポンサードリンク

台湾にも忘年会はあるの? 日本の忘年会との違いは?

いよいよ今週の土曜日から台湾は旧正月(春節)休みに入るわけですが、台湾にも日本と同じように「忘年会」を行う文化があり、旧正月前の数週間はまさに忘年会シーズンです。私も先週会社の忘年会に参加してきましたので、その時のことについて今回は書いてみたいと思います。
本当は写真をいろいろとお見せしたかったのですが、人の顔や会社のロゴががっつり入ってしまっているものばかりなので、文章での説明になることをお許しください。

 

日本の忘年会との違い

 

規模


まず日本の忘年会と異なる点についてです。日本では部署ごと、もしくは同僚数人で誘い合わせて行うことが多いわけですが、台湾では会社全体で行うことも珍しくありません。うちの会社も全社で行いましたから、正確な参加者数は把握していませんが、少なくとも200人くらいはいたような気がします。

会社の規模等に依るのだと思いますが、人数が多い場合はごく普通のレストランではキャパが足りませんから、大きな宴会場を使うことが多いです。今回うちの会社が使った宴会場は、普段は結婚式の披露宴会場として使われることが多いそうです。

 

家族同伴OK


お金を払う必要はありますが、基本的に家族の同伴もOKです。夫婦で参加している人もいれば、子供連れもいましたし、赤ちゃんを連れて来ている人もいました。
日本の忘年会と言うと、畳敷きの居酒屋で、、、といったイメージがまだまだあるのではと思いますが、台湾の忘年会はフォーマルなパーティーといった感じです。もちろん、仲のいい同僚と個人的に出かけたりすれば、もっと砕けた感じにはなるかと思いますが。

 

食事の内容


会場内には円卓がたくさん並んでいて、各卓に10人ずつ座り、料理はごくごく標準的な感じの中華料理でした。円卓ですから、大皿で提供された料理を各自小皿にとって食べるスタイルです。
ちなみに、テーブルセッティングはこんな感じです。

 

台湾の中華料理レストランのテーブルセッティング


ナイフとフォークにレンゲと箸というのが非常に特徴的ですよね。基本的には箸だけあれば困らないのですが、この手の食事でよく出される殻付きのエビなんかを食べる時には、ナイフとフォークを使った方がスマートだったりします。ただ、ナイフとフォークを使った後にそれらを皿の外に直接置くとテーブルクロスが汚れてしまうんですよね、、、いったいどうするのがいいのだろうといつも悩みます。お皿は定期的に新しいものに換えてくれるのですが、フレンチと違ってナイフとフォークはずっと同じものを使うので。

飲み物は各テーブルに赤ワインとオレンジジュースが置かれていて、各自勝手に注いで飲む感じでした。台湾の飲酒人口は日本と比べるとかなり少ないので、ワインに手をつけない人もけっこうたくさんいました。飲んでも乾杯用に一杯だけといった感じで、基本的にはみんなオレンジジュースを飲みながら食べていました。多分、ごく普通の日本人サラリーマンがこちらの忘年会に参加したらびっくりするでしょうね。私はお酒が大好きで毎日のように飲んでいる人間ですが、慣れると何とも思わなくなります。日本の忘年会でよくある光景のような、みんなが酔っ払って緩んだ雰囲気はありませんが、子供も普通にいたりするのでそんなに堅い感じでもありません。日本的な飲み会が苦手な人にとっては居心地がいいのかもしれません。

 

余興


比較的フォーマルな感じの会なので、プログラムはけっこうしっかり決まっていて、司会役もいます。まずは社長の挨拶からで、次に新入社員や定年退職する社員の紹介などがありました。それが終わると毎年恒例の抽選会です。箱の中に全社員の名前が書いた紙が入っていて、会社の重役たちが順番に箱の中から一枚ずつ紙を引いていき、自分の名前が呼ばれたら、つまり当選したら商品を受け取るという手順です。商品は食器やちょっとした雑貨などが中心で、他に「紅包」と呼ばれている現金もありました。中身は1,000元(約3,600円)がほとんどで、なるべく多くの人が楽しめるように、当選数を多くしている感じです。ちなみに、「紅包」というのは、朱色の封筒のことで、日本で言うところのご祝儀袋やポチ袋ですね。見た目はこんな感じです。

 

台湾で購入可能な紅包


普通にコンビニで買うことができますから、気に入った方はいらっしゃった時に買っていかれるのもいいかもしれません。私はこれを日本の親戚にお年玉をあげる際のポチ袋として使っています。まあ、ただの封筒なんですけどね。

 

二次会はあるの?


やはり家族連れもけっこういたりするせいか、特に二次会等はありません。最後に司会役を労う挨拶が社長からあって普通に会は終了でした。みんな各々帰るだけです。私も日本で働いていた時は、二次会どころか朝までというのが普通でしたから、ちょっと物足りないという気持ちがないと言ったら嘘になりますが、基本的にこの国の人たちは家族最優先ですから、あまり夜の付き合いというのは好まれないのかもしれません。独身の人もそれなりにいるのですが、仕事とプライベートをきっちり分けている人が多くて、けっこうみんな「今日は帰ったらこの本を読む」とか、「今日はこのDVDを観る」などなど事前に決めている人が多いような気がします。みんなメンタルが強くて自立しているんだなと思う反面、こりゃ少子化が進むわけだなとも思ったり、、、難しいところですね。

 

最後に


以上、文章ばかりでもしかしたらイメージが掴みにくかったかもしれませんが、私が参加した忘年会について書いてみました。
最近は日本でも、「飲み会を嫌がる若手社員」というのが増えているという話をよく聞きます。多分、日本的な飲み会が好きな人と、私が今回紹介したようなスタイルの方が好きだという人と、はっきり分かれるのではないでしょうか。私は日本のあのゲスい感じの飲み会が決して嫌いではないし、酔っ払った状態で友達とくだらない話をするのも嫌いではないので、日本式の飲み会が恋しくなったりはします。ただでも、日本式の飲み会に参加する場合は、気が合わない人とは一緒に飲みたくないんですよね、、、う〜ん、、、難しいところです。

ちなみに、飲酒人口は少ないものの、台北には居酒屋もバーもクラブも普通にありますから、お酒好きな方はそういったところでぜひ楽しまれてはどうでしょうか。私は日本から友人が来た際などには、台湾式居酒屋で中華料理をつまみながら台湾ビールをよく飲んでいます。日本のビールの方が一般的には美味しいけれど、やっぱり台湾の気候と料理に合うのは台湾ビールなんですよね。また機会がありましたら、台北でお酒を楽しむことのできる場所に関しても紹介してみたいと思っています。

 

最後の最後に、、、


先ほど、もう一つのブログの方で以下のような記事を書いたのですが、こっちのブログに合った感じの内容がたくさん含まれていますので、もしよかったらチラ見してみてください。端的に書くと、テーマは「旧正月」と「中国語を話している人を安易に中国人と呼んではいけない」です。

 

sfcmiler.hatenablog.com