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台湾在住サラリーマンの徒然なる日々

飛行機とお酒と夜景が大好きな台湾在住サラリーマン。日々の生活の中で感じた取り留めもないこと、現地在住者ならではの観光情報などについて発信していきたいと思っています。(Twitter: @superflyer2015)

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「ジョージ」に「テリー」、「ユーカ」に「クリスタル」、本当に不思議な台湾人の名前

台湾での日常生活 中国語 中国 文化

どうやら、日本のシャープが台湾の鴻海精密工業に買収されることがほぼ確定したようですね。
ところで、ホンハイの創業者は「郭台銘」という方なのですが、日本のメディアは彼の英語名である「テリー・ゴウ」の方で呼んでいるようです。「え!? テリー?」って思われた方も少なくないのではないでしょうか。
実はこういうことって台湾では非常によくあります。正確に言えば、彼の場合、「テリー」の部分が英語名で、「ゴウ」は彼の名字「郭」の中国語の発音です。ただ、細かいことを言えば、正しい発音は「ゴウ」ではなくて「グォ」に近いです。

ちなみに、ホンハイによるシャープ買収の話に関しては、過去に記事を書いたのでもしよろしければご覧ください。

 

taiwanlover.hatenablog.com

 

台湾の人たちが好んで使っている外国語名


日本人にはまったく馴染みがないことであり、私も台湾に移ってきた当初は非常に驚いたのですが、台湾の人たちの中には外国語名を持っている人が多いです。要は、親が付けた本名とは別の、自分で付けたニックネームみたいなものですね。比較的若い世代に浸透している文化なのですが、テリー・ゴウ氏のようなけっこう上の世代の方でも持っている方はそれなりにいます。

最初私は、「中国語の発音はちょっと難しいから、外国人とよくコミュニケーションをとる機会がある人が持っているのだろう」なんて思っていたのですが、必ずしもそういうわけではないようです。特に若者はけっこうな割合で持っているような気がします。
例えば、ちょっとお洒落なお店で食事をする時など、店員さんが名札を見せながら「私◯◯が担当しますから、ご用の際には呼んでください」なんて挨拶してくれたりするのですが、そういった時の名前も英語名だったりします。あとは、台湾の会社員も日本と同じように名刺を持っているのですが、それにも普通に英語名が書いてあるなんてことは決して珍しくありません。
日本でニックネームと言ったら、友達同士で呼び合う場合にのみ使われる名前のようなイメージがありますが、台湾で使われている英語名はもっとはるかに本名に近い感じです。

ちなみに、私の上司に「ジョージ」や「デイビッド」がいますし、事務の女性の中には例えば、「クリスタル」や「ユーカ」がいます。「ユーカ」は日本が大好きな若い女性で、彼女の場合は英語名ではなくて日本語名です。他の例だと、先日肩凝りがひどくてマッサージ屋に行ってきたのですが、帰りに担当してくれたおばちゃんがくれた名刺には「幸子」と書いてあって驚愕しました。特に日本語は話せないようでしたが。。。

 

いったい何て呼べばいいの?


私は最初、いったい彼らのことを本名で呼ぶべきなのか外国語名で呼ぶべきなのか、よくわからなくて困りました。
基本的には、他の人たちが呼んでいるように呼ぶのがベストですね。もしくは「なんて呼べばいい?」って聞いてみてもいいと思います。外国語名がもうほぼ完全に本名みたいな感じになっている人もいれば、外国語名はSNSでのみ使っているという方もいます。
ビジネスシーン等においてちょっとだけ丁寧な呼び方をしたい場合は、テリー・ゴウ氏の例に倣えばOKです。例えば、ジョージの姓が「林」なら、「ジョージ・リン」と呼べばいいわけです。もっと丁寧に呼ぶ場合は、英語なら「ミスター(もしくはミズ)ジョージ・リン」となり、中国語なら「ジョージ・リン先生(もしくは小姐)」となるわけです。

補足説明をしておくと、英語の「ミスター(Mr.)」に対応する中国語が「先生」で、「ミズ(Ms.)」に対応するのが「小姐」であり、要は日本語の「さん」と同じようなものなのですが、日本語とは違って単体でも使えます。例えば、レストランで店員さんを呼びたい場合なんかに使うことができます。
しかしながら、この「小姐」という言葉にはちょっとだけ注意が必要です。ニュアンス的には「お姉さん」みたいな感じなのですが、大阪のオバチャンが「お姉さん」と呼ばれて喜ぶのと同じで、台湾のオバチャンのことも「小姐」と呼んで基本的には大丈夫です。ただ、例えば中国へ旅行に行って、レストランで女性の店員さんを「小姐」と呼ぶのはNGです。大陸で「小姐」と言った場合には、「水商売のお姉さん」のようなニュアンスになります。もっとも、日本でも同じですよね。オッサンが「お姉ちゃん」なんて言った場合、なんかそれっぽいニュアンスがありますよね、、、

ということで、少し脱線してしまいましたが、今回の記事は以上です。
それにしても、なんで日本にはこういった「外国語名」を持つ文化がないんですかね。いい意味で閉鎖的というか、プライドが高いということなのでしょうか、、、
まあでも、SNS上なんかでは使っている人も多いから、単に「リアル」と「バーチャル」を分けているだけなのかもしれませんね。