先月、以下のような記事を書いたのですが、案の定、、、といった感じです。
桃園メトロ(MRT)空港線の開業がまた延期されました
先月の時点で、桃園メトロ(MRT)空港線に関しては、信号システム関係の問題を理由に「3月の開業は断念」という発表がなされたわけですが、案の定さらなる延期の発表が3月4日、台湾の交通部(交通省)からありました。先月発表されたトラブルの解決には時間がかかるそうで、開業までには「少なくとも半年」かかるとのことです。
ということで、早くても開業は9月ですね、、、
ただどうも、システムの不安定性等の根本的原因がまだ判明していないそうなので、更なる延期もあり得るでしょうし、年内の開業もあやしいような気がします。
開業を強行しないだけまだマシ?
昨日私はあんな記事を書いたばかりなわけですが、、、「信号システム関係のトラブル」って、いかにもヤバそうですよね、、、
よく鉄道でも飛行機でも、開業や運用の初日に乗ろうとするファンというのはたくさんいるわけですが、私は「石橋を叩いて、他人が渡っているのを見てから渡る」タイプの人間なので、桃園メトロ(MRT)空港線についても開業してすぐ利用する気にはなりません。ここが台湾だからとかではなくて、日本であっても同じです。
リリース前に何度も何度も確認作業をしているはずのWindowsやMac OSであっても、リリース後に毎回問題がたくさん出てくるわけで、ほぼ完全にコンピュータで制御されている今日の鉄道や飛行機だって同じだと思うんですよね。
それでもまあ、無理して急ぐよりはどんなに延期してでも安全性を追求してもらった方がやはり安心だとは思います。もっとも、ビジネスの面ではそうも言っていられない状況だったりするのかもしれませんが、、、
とにもかくにも、引き続き首を長くして待つしかなさそうですね。。。
(*2016年5月31日追記)
続報が入りましたので、以下の記事で紹介させていただきました。