台湾在住サラリーマンの徒然なる日々

飛行機とお酒と夜景が大好きな台湾在住サラリーマン。日々の生活の中で感じた取り留めもないこと、現地在住者ならではの観光情報などについて発信していきたいと思っています。(Twitter: @superflyer2015)

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台湾人の平均月給・平均年収は? なぜ日本人よりも台湾人の方が生活が豊かに見えるのか?

紙幣

 

私は普段よくヤフーニュースをチェックしていて、日本で日々何が起きているのか主にはそこから情報を仕入れています。
それにしても、、、最近なんか虚しくなるニュースが多いですね、、、

 

九州のバス運転手の過半数は年収300万円未満!?


どうも最近、九州を訪れる外国人観光客が非常に増えているそうで、バス業界では運転手不足が深刻だそうです。その結果、休日出勤せざるを得ない人がたくさん出ているそうで、労働環境を改善しないと事故の原因になったりするのでは、なんて懸念されているのが現状のようです。

私はそのニュースを知って、「でも、きっとめちゃくちゃ儲かっているんだろうな。ちょっと羨ましいかも、、、」なんて思ったのですが、私が馬鹿でした。現場ではかなり悲惨なことが起きているようです。
なんでも、運転手の半数は「51歳以上」で、過半数の事業者が「年収300万円未満」とのこと。私自身の給料はちょっとここには書けないくらい少ないのですが、日本にいる私の家族や親族、友人等でフルタイムで働いている人たちの中に、年収が300万円以下の人は一人もいません。だから正直俄には信じがたいのですが、どうやらとんでもないことが今の日本では起こっているようですね、、、
新卒で月給20万円、ボーナスが3ヶ月分だとしてちょうど年収300万円ですよね、、、いったいどうなっているんですか今の日本は、、、

 

経済苦で中退する高校生が全国に5千人以上


なんでも、高校授業料無償化が始まった2010年度からの5年間に、経済的理由で高校を中退した生徒が全国で5千人以上いたそうです。
18歳以上、つまり大学や短大や専門学校なんかならまだわかるのですが、高校生ですよね、、、

私はiPhoneが高くて買えないので、2万円くらいで買えるAndroidスマホを使っています。いつも日本に一時帰国して山手線なんかに乗ると、iPhoneの新しいバージョンを持っている人が本当にものすごく多いので、やっぱり日本人ってリッチなんだな〜なんて思っていました。制服を着た中学生や高校生も普通に持っていますから、日本の「中流」というのはやっぱりレベル高いな〜なんて思っていたのです。

 

台湾人の平均月給・平均年収はどのくらい?


上で書いたニュースには正直けっこうびっくりしましたが、最近「貧乏だ。金がない。安倍が悪い!」なんて言っている日本人が本当に多いようですね、、、
この件が気になって私もいろいろと調べてみましたが、年収300〜400万円くらいの層にこういった発言をしている人が多いような印象を受けました。私が思うに、賃貸アパート暮らしでも、年収300万円を超えているのなら、「すごく生活が苦しい」ということはないような気がするのですが、いったいどういうことなのでしょうか。
今回の記事では、台湾人の例をご紹介した上で、簡単に私の考えを書いてみたいと思います。

台湾人の給与ですが、台湾人の同僚に聞いたところ、新卒の給与が約26,000元(約94,000円)、平均月給が約37,000元(約133,000円)だと教えてくれました。ボーナスは年1回1.5ヶ月分くらいの会社が多いそうですから、平均年収は50万元(約180万円)くらいということになります。

どうですか? あまりにも低くて驚きましたか?
でも、なぜかみんなけっこう最新のiPhoneを持っていたりするし、スタバはいつも満席だし、毎年海外旅行に行く人も多いです。

 

なぜ日本人はそんなに「貧しい」のか?


なぜ台湾の人たちは、日本人の半分くらいの給料しかもらっていないのにそんなに貧しそうには見えないのでしょうか。いくつか思いつくことがあるので、箇条書きにしてみることにします。

  • 社会人になってからも実家で親と一緒に暮らす人がとても多い。
  • 服や靴、日用品にお金をかけない。
  • お酒を一切飲まない人がかなり多い。
  • 共働きが当たり前。
  • 子供の世話は親や親戚が見る。


税金や社会保険料も日本より安いのですが、日本だって年収300万円や400万円くらいであれば、ものすごくたくさん引かれるというわけでもありませんから、上に挙げたことが主な理由だと私は勝手に思っています。
簡単に説明を書いてみようと思うのですが、やはり一番大きいのは、日本と違って非常に多くの人が実家暮らしをしているということです。私も日本にいた頃は、家賃と光熱費と通信費(固定回線)の合計で10万円程度はかかっていました。これが実家だとタダですから、影響は甚大です。
次に服や靴ですが、私が台湾に住んでいて思うのは、日本人はオシャレに極端に金をかけ過ぎだということです。こっちでは、例えば、若い女の子はみんな薄化粧で安物のTシャツなんかを着ていますけれど、みんな健康的で可愛いです。メディアの影響なのか知りませんが、日本人はちょっとやり過ぎだと思います。日本人のブランドものへの執着は個人的にはちょっと気持ち悪いです。
酒代に関しても特筆に値すると思います。日本の社会人の中には、毎月飲み代に数万円使っているなんて人も少なくないんじゃないでしょうか。実は私もその中の一人です。食べ物は安いものでいいし、服も靴も時計も鞄も激安品で十分なんだけれど、酒だけはどうしてもやめられない。しかもけっこうたくさん飲まないと満足できなかったりします。他方、台湾の人たちの多くは酒なんてほとんど飲みません。日本人にとってのタバコみたいなイメージだと聞いたことがあります。
あとは、台湾では夫婦は基本的に共働きなのですが、これも大きいでしょうね。仮に年収が180万円だとしても、二人とも働けば360万円ですから、台湾の物価を考えれば、そこそこの生活はできるはずです。また、子供の面倒は親や親戚が見るケースがとても多いので、保育園等にお金を払う必要もありません。ちなみに、台北で子供を保育園に預けると、へたしたら日本よりも高いです。その代わり、保育料の高いところだと部屋にカメラが設置されていて、親はいつでもスマホで自分の子供の様子をチェックすることができます。保育士さんのストレスを考えたら、彼女たちの給料が高いのも当然だと思います。

要は、日本人の生活には無駄が多いような気がするんですよね。「実家暮らししたくても、地元には仕事がない」なんて言う人がものすごく多いけれど、本当ですかね。特定のスキルがあって、東京で高収入を得ている人ならわかるのですが、東京で誰でもできるような仕事をして、「貧乏だ。安倍が悪い!」なんて言っている人も少なくないような気がします。親と一緒に暮らしたくない気持ちはもちろんわかりますけどね(笑)

最後に、なぜ最初に二つのニュースを取り上げたのか、その理由を書いて終わりにしようと思います。
政府が本当に助けなければいけないのは、「年収300万円未満のバス運転手」や「経済苦により中退せざるを得ない高校生」だと私は思うのです。年収300万円以上の連中が「貧しい!」と叫ぶ声がデカ過ぎて、本当に深刻なレベルで困っている人たちに光が当たりづらくなっているような気がします。iPhone持ってるような人が貧しいはずないんですよ。しかも、キャリアがドコモかauかソフトバンクだったらもう論外です。私から見たら貴族です。酒に関しても、居酒屋やバーに行くのをやめて家で飲めばいいわけだし、食事も自炊すればいいでしょう。ギャンブルやソシャゲに課金も論外です。連中は「貧しい」のではなくて「もっといい生活をしたい」だけなのではないでしょうか。気をつけないと、「本格的に困ってはいない人」が「深刻なレベルで困っている人」に間接的に追い討ちをかけてしまう可能性があるんじゃないかと思うのです。