元台湾在住サラリーマンの徒然なる日々

飛行機とお酒と夜景が大好きな台湾在住サラリーマン。日々の生活の中で感じた取り留めもないことを綴っています。(Twitter: @superflyer2015)※2017年夏に中国に引っ越しました。(http://chinalover.hatenablog.com/)

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民主進歩党(民進党)の蔡英文氏が第14代総統に就任!

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これから台湾は変わるかもしれないし、変わらないかもしれません。

 

蔡英文氏が総統に就任


もうご存知の方も少なくないのかもしれませんが、昨日5月20日、今年1月の台湾総統選で大勝利をおさめた民主進歩党(民進党)の蔡英文氏が、台北市内の総統府で就任宣誓を行い、中国国民党(国民党)の馬英九氏の後任として第14代総統に就任しました。

女性が総統になるのは史上初めてですし、「中華民国」ではなく「台湾」としての独立を目指している民進党への政権交代は8年ぶりということで、今後の台湾の行方から目が離せません。

ちなみに、既に中国は圧力をかけ始めているようで、「1992年合意」を受け入れない限り中台関係の現状維持はないぜ、なんてことを言っているようです。あれだけデカい国土を持っているんだから小さい島国のことなんて放っておいてやれよ、と私は思うのですが、中国というのは本当に難しい国です。国の舵取りをしている連中はみんなアメリカの名門大学出身で極めて理性的なのですが、それとは別に軍部や軍閥というのがありまして、そっちは結構ワイルドというかアグレッシブというか、とにかく扱いが難しいようです。ですから、まともな連中はそっち側の連中のガス抜きをしつつ、うまいことバランスをとることに日々神経を削っているわけです。

蔡英文氏は今後、非常に難しい舵取りを任されることになります。台湾にもやはり穏健派だけではなくて、かなり積極的に独立を叫んでいる人たちもいますから。また、知識人や経営者たちの中には「親が中国人」という人も少なくなくて、そういった人たちの中には、独立派を煙たく思っている人も少なくはないのです。「現状維持」を目指すにしても、ハードルは低くないような気がします。

 

管理人にとってはどうでもいい話?


私は外国人ですから、まあぶっちゃけ台湾の政治から受ける影響は決して大きくない、、、と言いたいところなのですが、実はそんなこともないのです。

実は国の政策により、私がいる業界にはかつて多額の補助が出ていたのです。それによって大きくこの業界は発展しました。しかしながら、ここ3~5年くらいの間に政策の方向性が大きく変化しまして、補助の大部分がカットされました。その結果、現場の環境は悪化し、台湾から中国に移った同業者もたくさんいます。個人的にはそのあたりの改善を強く望んでいるのですが、細かい政策が表に出てくるのはこれからですから、とにかく注意して見守るしかないかなと。

日本人としても、まだまだ喜んでよいのかどうかはわかりません。最近は沖ノ鳥島の件で台湾と揉めているわけですが、これに関して、民進党の方向性は比較的前政権と近いです。しかしながら、この件について私はどうしても台湾側の言い分がクレイジーだとしか思えないので、あんまり舐めたことを引き続き言うようだったら、私ももう帰ろうかななんて思うかもしれません。「好き」と「嫌い」なんてのは、いつだって背中合わせなものです。

日本では貧富の差が日々すごい勢いで広がっているわけですが、台湾も同様です。また、この国の少子化はもう絶望的な水準まで進んでいて、出生率はなんと「1」です。もう滅びるのを待っている状態ですね。でも、日本の少子化も今後どんどん進んで、似たような事態になると私は確信しています。保育所一つ作るのに、周囲の老人たちが雁首並べてケチつけて、計画潰すような国に未来なんてあるわけがない。

とまあ、課題は山積みなわけですが、全員は無理でも少しでも多くの人たちがなるべく幸せに生きられるような社会を目指して、蔡英文氏率いる民進党の方々には、ぜひ頑張っていただきたいなと思っています。私ができることなんて、仕事頑張ってしっかり納税して、ブログで「台湾はいい国ですからぜひみなさん遊びに来てください!」と宣伝することくらいです。