香港旅行から帰ってきたら、どうやら日本と台湾が揉めているとかいないとか、そんなニュースを目にして悲しくなりました。
こちらでも話題になっていますが、馬英九とかいうしょうもないオッサンの暴走が止まりません。
台湾が沖ノ鳥島問題で海軍艦艇の派遣を検討
細かい説明は不要だと思いますが、4月25日に日本の横浜海上保安部が沖ノ鳥島沖で違法操業していた台湾漁船を拿捕した問題で、台湾側は海軍艦艇派遣の検討に入ったそうです。
個人的にストレートな感想を書いてしまえば、
「そんなことをするようなら、台湾なんかさっさと中国に食われてしまえ!」
となります。
同じように腹を立てている人は多いのではないでしょうか。
親日親日って、さんざん言っておいて、「沖ノ鳥島はただの岩だ」なんて発言が出る現実に本当にうんざりします。つまるところ、日本が大好きな「庶民」はすごく多いけれど、台湾社会のアッパークラスに注目してみれば、中国寄りな人が少なくないということなのでしょうかね。
とにもかくにも、領土問題というのはめちゃくちゃ重要な問題です。極端な話、一度渡してしまったら基本的には絶対に戻ってきませんから。国土の広さは経済力の大小にも大きく影響を与えます。台湾の庶民たちが親日だからどうとか、そういう話とは全く別次元の問題ですから、日本政府にはしっかり対応してもらいたいなと思います。
ただのパフォーマンスなのはわかっているけれど、、、
馬英九の任期はあとほんの少しですから、政権交代直前に蔡英文氏率いる民進党に対してできる限りの「嫌がらせ」をしているだけであるのは言うまでもありません。また、彼が今後も個人的に中国から厚遇を受けるためのポイント稼ぎでもあります。ですから、我々はあまり気にする必要はないと言えなくもないのですが、こういうガキっぽいやり方が個人的には大嫌いです。
本当に政治っていったい何なんですかね、、、
権力の正しいあり方や使い方の議論というのは本当に難しいですね。結局のところ、全ての政治家は政治家である以前に個人ですから。