台湾在住サラリーマンの徒然なる日々

飛行機とお酒と夜景が大好きな台湾在住サラリーマン。日々の生活の中で感じた取り留めもないこと、現地在住者ならではの観光情報などについて発信していきたいと思っています。(Twitter: @superflyer2015)

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国税局に確定申告をしに行ってきました

旅行で訪台する方にはあまり関係のない話ではあるのですが、確定申告をしに国税局に行ってきましたので、その時のことをちょっと書いてみたいと思います。

 

台湾在住外国人にとって5月は大切な月


台湾では、5月の丸一ヶ月間が確定申告の期間になっており、こちらに住んで仕事をしている外国人は基本的に全員申告をする必要があります。もちろん会社員として働いている台湾人は基本的には申告する必要はありません。ですから、同じ職場にいる台湾人たちは、そもそも国税局の場所すら知らなかったりします。

ここで税制の細かい説明なんてし始めたら、きっとみなさんはそっとタブなりブラウザなりを閉じてしまうでしょうからやめておきますが、かなり端折って一般的な例について書いておこうと思います。台湾で働く外国人に関しては、基本的に毎月18%の所得税が源泉徴収されます。しかしながら、後述する「累進課税表」に「18%」なんていう税率は存在しませんから、基本的には確定申告を経て、払い過ぎていれば還付されるし、足りなければ追加で納めるということになるわけです。

あくまで噂ですが、例えば、「ASUS」というスマートフォンやノートパソコンなどで有名な台湾の会社に勤める日本人技術者の中には、年収3,000万円くらいの人もいるそうです。しかしながら、私のように台湾人と同水準の、日本人から見たらかなり低い給料で働いている人もいますから、この確定申告に対してどんなイメージを持っているかは人それぞれだと思います。

 

台湾の所得税はかなり低め?


まず最初に、台湾の所得税の税率について見てみましょう。国税局のホームページ(http://www.ntbt.gov.tw/etwmain/front/ETW118W/CON/2369/7569643042121587802?tagCode=)を見てみると、こんな感じの累進課税表が載っています。

 

台湾の所得税率


まあパッと見、日本のものと似たような感じがするわけですが、もちろん重要なのは、ごく一般的なサラリーマンに適用される税率はどれなのかです。

結論から書いてしまえば、ごく一般的な会社員の多くに適用されるのは一番低い「5%」だと思います。「収入」から各種控除適用後の「所得」が52万元(約175万円)以下であればこの税率が適用されるわけですが、基礎控除だけではなくて、例えば賃貸物件に住んでいる場合など、家賃もしっかり控除対象になっていたりなんかするので、それらを差っ引いて52万元を超える給料をもらっている人は決して多くはないような気がします。

先日、以下の記事で言及しましたが、台湾人の平均年収は日本円に換算すると180万円くらいだと言われていますから、もちろん適用される所得税率は5%ということになります。

 

taiwanlover.hatenablog.com


ちなみに、控除対象がかなり充実しているので、年収が例えば300万円くらいであっても、5%の税率が適用される可能性が高いと思います。

ということで、まあ私の個人的な感想としては、台湾の税金はかなり安めに設定されているんじゃないかなと。というか、こっちで暮らしてみると、日本の税金や社会保険料がいかに高いのかよくわかります。社会保険料に関してはややこしいので今回は割愛しますが、少なくとも日本よりはだいぶ安いです。年金だって、平均的な年齢まで生きた場合に払った分すらもらえないなんていうアホなシステムにはなっていません。

 

超簡単な確定申告


実際の確定申告の手続きについてなのですが、非常に簡単です。実は国税局まで足を運ばなくても、インターネットで申告することもできます。もっとも、私は何かあったら質問しないと落ち着かない人なので、毎回国税局まで行っていますが。

ということで、国税局まで行ってみましょう。台北駅から徒歩15分くらいの場所にあります。

 

台湾にある台北国税局

 

台湾にある台北国税局


中に入ってカウンターの脇を奥に進むと外国人用のブースがあります。そこでARC(居留証)を見せると係の人がコンピューターで検索し、あなたの収入データを印刷してくれます。このブースには英語が話せる支援員(?)の方たちがいて、基本的に外国人一人に一人ずつついてくれます。収入のデータを彼らに渡すと、彼らが申告表にガンガン記入して電卓叩いて計算をしてくれますから、我々がやることと言ったら名前や住所を記入することくらいです。申告表が完成したら、別のカウンターでそれを提出して終わりです。還付金がある場合は、銀行口座を指定しておくと8月1日にそこに振り込まれます。

こんなことを書くと私の給料がとても少ないことがバレてしまうわけですが、私にもけっこうな額が還付されるようなので、今から8月1日が楽しみです(笑)