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台湾在住サラリーマンの徒然なる日々

飛行機とお酒と夜景が大好きな台湾在住サラリーマン。日々の生活の中で感じた取り留めもないこと、現地在住者ならではの観光情報などについて発信していきたいと思っています。(Twitter: @superflyer2015)

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なぜ日本人はやたらと外国語(主に英語)を使いたがるのか?

英字新聞と日本のパスポート


部下「次の会議用にレジュメを用意しておいた方が良いでしょうか?」

私「レジュメ? なんでそんなものが必要なの?」

部下「???」

 

日本人の変な英語


今回のエントリーは外国語についての話です。

なんでこういったテーマについて今回書こうと思ったかと言うと、ちょっとびっくりしたことがあったからです。

私は趣味は「飲酒」なのですが、貧乏だし友達もいませんから基本的に家でしか飲みません。一人で毎晩静かに宅飲みしているとやはり寂しくなりますから、飲酒中は音楽を流していることが多いです。

音楽に関しては、クラシックからEDMまで何でも聴きますが、最近は日本人Hip Hopアーティストの曲にハマっています。現在特に注目しているMCが数人いて、その中でも私が一番だと思っているのが「NORIKIYO」という方です。彼のラップの技術は極めて高く、本当に上手です。歌詞も非常によく練られていて全体的にまとまりがあり、いつも楽しませてもらっています。

来月彼は新しいアルバムをリリースするようで、数日前にYoutubeでその中の1曲らしき公式動画を発見しました。「It Is Nothing like a Hip Hop」というタイトルの曲です。

とてもかっこいい曲で、個人的には非常に気に入りました。これなら無い金ひねり出してでも購入したいなと。

ただ、歌詞をよくよく聞いてみると、どうも何かがおかしいような、、、

タイトルと合っていないような気がするというか、意味がどうも逆なような気がするんです。

「nothing like ~」は「~ のようなものではない」とか「~ のようなものとは大きく異なっている」みたいな意味ですから、この曲のタイトルを直訳すれば「それはヒップホップのようなものではありません」となります。ちょっと意訳すれば「それはヒップホップなんかじゃね〜よ」みたいな感じでしょうか。歌詞としては、「それこそがまさにヒップホップ!」といったような内容ですから、、、う〜ん、ちょっと心配になります。まあ、音楽はあくまで音を楽しむものですから、どうでもいいような気がしたりしなかったりしますが。ちなみに、「Hip Hop」という単語に冠詞は付けるべきではありませんね。「a Hip Hop song」とするなら理解できますが。

 

(※2017年3月29日 追記)
どうやらその後、「It ain't nothing like Hip Hop」というタイトルに変更されたようです。

とまあ最近そんなことがあったのですが、その翌日にも似たような経験をしました。私はブログを書くのも好きですが読むのも好きで、その日もブログを読んでいたのですが、某ブログの新着記事にて、著者の方が最近某海外資本のホテルグループ宛に送った英語で書かれた問い合わせメールのコピーを掲載しているのを目にしました。自身の英語能力に自信があるからわざわざそんなものを載せたのでしょう。何の気なしに読んでみたのですが、沢山の文法ミスがあり、無知って怖いなと思いました。

あとは、最近Twitterに軽くハマっているのですが、格好つけて英語をちょこちょこ使っている日本人の若者が非常に多いことに驚きました。しかしながら、やはり文法ミスがものすごく多い。それを見て「格好いい」と思っているのは本人を含め無知な人たちだけでしょう。現代の日本人の過半数がそういった人たちで構成されているのもまた事実なのでしょうが。

兎にも角にもそんなきっかけがあり、今この記事を書いています。

ちなみに、私は学が無いので基本的に外国語はできません。ただ、一応高校は出ていますから、英語に関しては皆さん同様すごく基本的な知識はあるかと思います。

 

日本人なら日本語を使うべきでは?


ところで、私は「日本人なら日本語を使うべき」と普段から思っているのですが、皆さんはどう思われますか?

外国語の学習自体は私は悪いとは思っていませんし、みんなどんどんやったらいいと思います。能力や技術なんていうのはあったらあっただけ有利になりますから。ですから、外国語の練習のために外国語でSNSに投稿したりするのは意味のある試みだと思っています。

ただ、「格好つけるため」に外国語(ほとんどの場合が英語)を使っている日本人が近年あまりにも多いような気がします。

まあ、ファッションみたいなものですから、私のようなオッサンがいちいち文句を言うこともないんですけれどね。実は最近、職場のボスと、日本、台湾、中国の三国の関係についてじっくり話をする機会があり、いろいろと思うところがあったのです。今回のエントリーではその詳細については割愛しますが、文化って本当に脆いなと感じました。長年継承されてきた尊い文化であっても、よほど慎重に守り続けないと、結構簡単に消失するものです。

仕事で日本の人たちと会話をしたりメール交換をしたりしていて思うのですが、最近の日本人はなぜ「日本語表現の一部をわざわざ外国語表現に置き換える」というような意味不明なことをするのでしょうか。「レジュメ」とか「アジェンダ」とか「スケジュール」とか「コンシステンシー」とか「コンプライアンス」とか「アドバンテージ」とか、他にもいくらでもありますが、これらにはほぼ同じ意味の日本語表現がしっかり存在しています。

また、冒頭で書きましたが、例えば「レジュメ」というフランス語の単語は「概要」といったような意味で日本の企業では使われているようです。そういった意味もあるにはあるようですが、海外で「resume」と言ったら、一般的には「履歴書」のことです。

私は古い時代の日本人ですから、こういうことがいちいち気になるのかもしれませんが、ちょっと海の外に目を向けてみれば敵だらけだということが容易に分かります。金正男(キムジョンナム)氏を暗殺した某国は日本に核ミサイルを向けています。その隣にある某国はひたすら慰安婦像を作りまくり、日本への強い憎悪を表現し続けています。日本の隣にある某巨大国家との関係は近年改善に向かっていると思っていましたが、トランプさんがむやみやたらに当該国への憎悪を叫んだせいで、関係悪化に向かう可能性があります。トランプさんが刺激したことにより、中東のテロリストたちが日本をターゲットにする可能性もあるでしょう。

そんな中、日本の連中は積極的に外国語を使って喜んでいるわけです。さらには、他の国を批判するならまだわかりますが、「日本死ね」なんて言って自国を貶す人も沢山いる。最近の日本人は変です。

国際関係の物事における私の基本理念は、「よそはよそ、うちはうち」。他国のことを尊重しつつ、自国の文化を十分に大切にするべきだと思っています。住んだことすらないよくわからない国の政情を気軽に批判したり、言語を過度に持ち上げたりすることなく、まずは自国の文化や歴史に関する理解への努力を優先させるべきではないでしょうか。何年も海外に住んでいる一人の日本人として、そんなことを思うわけです。

いやぁ〜歳をとるとダメですね。本当に愚痴ばかりが口から出てくる(笑)

仕事関係で私と接した日本人は、きっとみんな私のことを「老害」などと呼んで馬鹿にしているのでしょうね、、、

最後に、このあたりで筆を置くことにしますが、今回の記事はあくまで「日本で日本語のみを使って暮らしているごく普通の人」を対象にして書いたものです。例えば、英語を使って飯を食っているようなプロに関してはもちろん話は別です。

 

taiwanlover.hatenablog.com

こうやっていろんな角度から眺めてみると、例えば、「義務教育においてどういった英語教育が理想的か?」なんていう問いに対する答えを探すにあたっても、ヒントが得られるのではないかなと、まあそんなことを思っているわけです。