元台湾在住サラリーマンの徒然なる日々

飛行機とお酒と夜景が大好きな台湾在住サラリーマン。日々の生活の中で感じた取り留めもないこと、現地在住者ならではの観光情報などについて発信していきたいと思っています。(Twitter: @superflyer2015)※2017年夏に中国に引っ越しました。(http://chinalover.hatenablog.com/)

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さようなら、トランスアジア航空(復興航空)

誰もいない空港のロビー


この度、トランスアジア航空(復興航空)の運行終了及び会社の解散が発表されました。

 

トランスアジア航空(復興航空)が解散を発表


「トランスアジア航空(中国語では復興航空)」は、1951年に設立された中華民国(台湾)初の民間航空会社。

なお、台湾黒熊(タイワンツキノワグマ)のマークが特徴的な「Vエア」(2016年9月30日より運行停止)は、トランスアジア航空によって設立された格安航空(LCC)です。

一昨日、11月21日、22日に運行予定であったトランスアジア航空の全便欠航が突如発表され、昨日22日、経営の悪化を理由に運行終了及び会社の解散が発表されました。

 

誰もが予想していた結末


まず、今回の件で驚いた台湾人はほとんどいないと思います。

この会社は2014年と2015年に立て続けに墜落事故を起こしていて、2014年の事故では48人、2015年の事故では43人が亡くなっています。

例えば、日本のフラッグキャリアーである日本航空(JAL)が1985年に起こした墜落事故では520人が亡くなっていますから、それに比べれば、、、と思う方もいるかもしれませんが、トランスアジア航空の事故の場合、「原因」に極めて深刻な問題があります。2014年の事故も2015年の事故も、その原因は「ヒューマンエラー」なのです。

ですから、台湾の人たちの中にも「トランスアジア航空の飛行機は危ない」という意識が強く、私自身も私の周りの人たちの中にも、この会社の便を最近利用した人はいません。2014年の事故は衝撃的でしたが、翌年また墜落した際には、「会社が潰れるのは時間の問題だね」と同僚たちと話したのを覚えています。

ちなみに、、、実は今、私は2015年の事故現場の近くにいるんです。というか、普段私は事故現場の近くで生活しています。もっと言えば、私と仲の良い同僚の家は、事故時の動画で墜落直前のシーンに映っています。ですから、あの事故の際には本当に恐怖を感じましたし、原因が人為的なものだと知った際にはかなり腹が立ちました。会社ごとなくなってくれて、今はホッとしています。

 

おまけ


最近思うのですが、「名前」ってものすごく大事ですね。

実は比較的最近、友人が亡くなったのですが、そのことを知った際に真っ先に頭に浮かんだのは、彼の名前のことでした。

トランスアジア航空の「トランス」の部分はもちろん「trans」です。でも、他に「トランス」と読む英単語には、「trance」というのもありまして、動詞として使えば「失神させる」、名詞としては、「意識朦朧」とか「昏睡状態」などといった意味があります。

私が初めてこの航空会社の名前を知ったのはだいぶ昔ですが、なんか嫌な名前だなと思ったものです。

ちなみに、日本には「日本トランスオーシャン航空」という会社がありますから、もし批判の声が届くようでしたら、当記事のこの部分は削除することにします。まあ、ただのこじつけだと思って、軽くあしらっていただけたらと思います。

とりあえず、これは個人的な雑感でしかありませんが、これから子供が生まれる方、会社を設立する方なんかは、名前には拘ることをお勧めします。以前、私がすごく尊敬している上司に、本人の名前の由来と娘さんたちの名前の由来を聞いたことがあるのですが、そこに込められた強い思いに感動したのを今回思い出しました。

さらに今回、私は今年の1月に以下のような記事を書いたことを思い出しました。

 

taiwanlover.hatenablog.com

どうやら、この記事も修正する必要がありそうですね。

ということで、さようなら、トランスアジア航空。従業員の皆さん、お疲れさまでした。

 

(※2016年11月23日 追記)

本日、行政院の報道官から、金門-澎湖線を除くトランスアジア航空(復興航空)の全路線は、12月1日からチャイナエアライン(中華航空)が引き継ぐ旨発表がありました。チャイナエアラインの筆頭株主は交通部(日本の国交省に相当)主管の財団法人であり、これは民用航空法の規定にのっとった措置だそうです。

私はチャイナエアラインは結構好きなので、このニュースは正直嬉しくないです、、、