私が子供の頃は、LCC(格安航空会社)なんていうものは存在せず、海外旅行はお金持ちの娯楽という側面がありました。しかしながら、現在は状況が大きく変化し、台湾あたりだと国内旅行よりも安く行けたりなんかするわけです。
しかし、それでもなお、幼い子供を連れて海外旅行をする方はまだそう多くはないような気がします。ということで、今回は、「ぜひ、小さなお子さん連れでも安心して台湾に遊びに来てくださいね!」というメッセージを込めて、こんな記事を書いてみることにしました。
例えば、1歳や2歳の子供を連れてきたとして、そもそも「楽しめるのか?」という問題があるわけですが、今回ご紹介する複合施設は、そんな方たちにとって一つの選択肢になるのではないかなと思っています。
巨大複合施設「京華城」
今回ご紹介するのは、台北市内にある複合施設「京華城(Core Pacific CityまたはLiving Mall)」です。
規模が大き目のショッピングセンターなのですが、子供向けの遊戯施設が非常に充実しています。これだけ子供の遊び場が集まった施設は、日本には存在しないのではないでしょうか。
まずはアクセス情報ですが、場所はこちら(台北市松山區八德路四段138號)になります。
最寄駅は台北メトロ(MRT)の「南京三民」駅で、そこから徒歩で向かうのが基本になるかと思います。あとは、「南京三民」、「市政府」、「国父記念館」の三駅からシャトルバスが出ていますので、タイミングが合えば、それを利用するのも便利かもしれません。
外観ですが、こんな感じで結構大きいので、うまく写真を撮るのが難しいです。
別の角度から見るとこんな感じになっていて、球体がビルにめり込んだようなユニークなデザインになっています。
ちなみに、下の方に写っているロポットみたいなのには乗ることができます。
正面入り口はこちら。
案内表示からは、子供向けの施設がたくさんあることがわかります。
中に入ると、先ほどの球体がそのままのデザインで内部にも残っていて、近未来的(?)な少し変わった雰囲気の空間になっています。
地下3階、地上12階の大型施設であり、ショッピングはもちろんのこと、飲食店も多く入っていますし、映画館なんかもあります。
さすがに全てはお伝えできませんが、以下、写真と共にざっとご紹介してみたいと思います。
館内の様子
まず、一番下にある地下3階なのですが、フードコートになっています。
中華料理はもちろん、ラーメン、丼ものといった日本食、インド料理、ファーストフードなど、実に様々なお店が入っていますので、選ぶのに時間がかかるかもしれません。
上の階にも飲食店はあるのですが、個人的にはこの焼肉屋が気になっています。もっとも、さすがに海外で一人焼肉をする勇気はありませんが、、、
あとは、上述の通り、映画館も入っていますから、デートで使うのにも向いているかもしれません。
とにかくこちらのショッピングセンター内には子供が多いので、カップルで訪れれば、いろいろと良い効果(?)が期待できるかも、、、なんていうのはちょっと考え過ぎでしょうか(笑)
ちなみに、地下階には他に、こんな感じの子供用の遊戯施設があります。
実は私、このショッピングセンターにはよく来るのですが、なぜかと言うと、「ニトリ」が入っているからです。
特に寝具に関しては、現在使用中のものはほとんどここで買いました。実のところ、日本で買うよりもやはり少し高いのですが、それでもやはり、こういったお店があると日本人としては安心です。
あとは、ニトリのすぐ近くには「ダイソー」なんかもあります。
台湾が日本人にとって住みやすい国だということが本当によくわかりますよね。
小さい子供用のイチオシ遊戯施設
それでは次に、小さな子供を連れて台北を訪れるご家族に最適だと思われる施設を一箇所ご紹介したいと思います。
「オースティンランド(Austin Land)」という名前の施設で、年齢の上限は知りませんが、未就学児にぴったりだと思います。授乳室やおむつ交換が可能な場所もしっかり用意されているので、乳幼児でも安心して連れて来ることができます。
中はいくつかのブースに分かれていて、こんな感じになっています。
また、中には軽食が楽しめるレストランもあり、アイスクリームやプリン、ジュース類、サンドウィッチなどが注文可能です。
その他の施設
上で紹介したオースティン以外にも、ここには多種多様な子供向け施設があります。
例えば、ゲームコーナー。
オースティンに似ているけれど、少しだけ歳が上の子たち用の施設もあります。
日本人にお馴染みのトイザらスも。
別の階には、こんな場所もありました。
粘土などで遊べる場所もあります。
こういった施設が日本にもあるのかどうか知りませんが、赤ちゃん向けの親子水泳教室(?)的なものもありました。
ちなみに、ほとんど写真は撮りませんでしたが、赤ちゃん用品や子供服のお店なんかも結構充実しているので、ショッピングも捗ること間違いなしです。まあ、ヨーロッパ発祥のブランド店が多かったりして、値段はなかなか立派だったりもしますが、常にセールをやっているような気もします。
あとは、上の方の階には、高級レストランや結婚披露宴の会場があったりもして、私もまだチェックしていない箇所が少なくありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介したのはショッピングセンター「京華城」のごく一部ですが、何となく雰囲気が伝わったのであれば嬉しいです。
台湾は極めて低い出生率が招く少子化に悩まされており、現在その対策に政府も四苦八苦しているわけですが、子供はいるところにはいるんだなと、ここに来るといつも思います。
旅行中に訪れるとして、「台湾らしさ」の有無を問われても私は答えに困ってしまいますが、数日間の旅程であれば、1日くらいはこういう場所で過ごすのも決して悪くないような気がします。台湾での子育てのワンシーンを覗けるのではないでしょうか。
ということで、今回のエントリーは以上です。私も全て把握しているわけではありませんが、もし何か気になること等ありましたら、コメント欄もしくはTwitter(@superflyer2015)経由でご連絡いただけたらと思います。