先日、こんな記事を書きました。今回はその逆バージョンです。
Twitter経由で記事のリクエストをいただきましたので、今回書いてみることにしました。
はじめに
最近、「なぜ自分みたいなのが恋愛関係の記事なんて書いているのだろう」とふと疑問に思ったのですが、それだけ今、心が寂しいのだろうなと。
11月に入り、北京では朝晩かなり冷えるようになりました。もう少ししたら、最低気温は氷点下になります。外の木々もまるで冬支度を急いでいるかのように、毎日たくさんの葉を落とし、足元を黄色に染めています。
夕方、公園のベンチではコート姿のカップルが肩を寄せ合い、おでんをつついていたりして、見ていると涙が、、、じゃなくて、微笑ましく感じます。
日本にも近年本当に強い女性が増えました。外資系コンサルで働き、びっくりするようが額の給料をもらいながら東京でシングルライフを満喫しているキャリアウーマン、なんて非常に多いのではないでしょうか。本当にクールでかっこいいですよね。
私の夢は、そういう女性のヒモになることです。
ってのはもちろん冗談ですが、本当に最近の日本の女性は逞しいなと思います。
そんな中、「高学歴女子を採用したがらない会社」なんていうのが話題になるわけだから面白いものです。
私が思うに、日本の男たちが萎縮してしまっているのでしょうね。「男らしい頼り甲斐のある男」って最近本当に減りました。情けない話です。
でも、「女性にあまり知られていない真実」だと私が思っていることが一つありまして、それは「男は女性によって大きく変わることが多い」ということです。
男ってのは単細胞で馬鹿なので、あなたの接し方次第で大きく化ける可能性があります。ですから、「自分に釣り合う男がいない」なんて思っている方は、「自分が育成してやる」くらいの気持ちでいるのも悪くないような気がします。いい女性と出会ったことで、人生が大きく上向いた男性著名人なんて山ほどいます。男にとっては、女性は本当に太陽のような存在ですから。
ということで、これから具体的な話を始めますが、ストレートな言葉を使ってしまえば、女性としては体目的のアホ男なんかにモテたって何の意味もないわけです。ですから、「なるべく『伸び代』が大きそうな価値のある男と良好な関係が築けるように」、そんなことを意識しつつ書いてみたいと思います。
「彼氏ができない女性」の特徴
私が考える、「彼氏ができない女性」の特徴は以下の通りです。
- 隙がない
- 見た目に十分気を遣えていない
- 笑顔がない
- 愛嬌がない
- ちょっとした気遣いができない
- 自慢話をする
- 自らの見聞を広げる気がない
- 昔の恋愛の話をする
- さりげないアピールができない
- お礼が言えない
- 貞操観念がない
- ガードが堅すぎる
こんなところかなと思います。女性の皆様、どう思われますか?
「好き勝手書きやがって、、、」なんて怒っていないと良いのですが、、、心配です、、、
それでは、個別に見ていきましょう。
1、隙がない
これが原因で恋人ができない女性、めちゃくちゃ多いと私は思っています。
特に、仕事ができる優秀で賢い女性に当てはまるような気がします。
男としては、やはりデートに誘おうにもきっかけが必要ですし、いつも忙しなく動き回っていて、休日もカルチャースクールに通っていたりする忙しい女性には声をかけづらいものです。そもそも、そんな忙しい女性と付き合ったとしてもろくに一緒には過ごせないでしょうしね。
要は、ここで言っている「隙」というのは、「誘いやすい間」と「時間的な余裕」ということです。昼休み中に仕事をしたりせず、同僚と談笑したり、休日にはある程度で良いので時間に余裕を作ることなんかが重要なのではないでしょうか。
2、見た目に十分気を遣えていない
批判を恐れず書きますが、ここは頑張ってください。
「容姿は問題にはならない」と言う人もいますが、世間一般にはこれは正しくありません。
モデルを目指せなんて言っているわけではありません。女性は基本的にみんな可愛いし美しいです。清潔を保ち、体のプロポーションに注意を払い、髪や爪の手入れを怠らず、自分を魅力的に見せる服を着て靴を履き、それに合ったバッグを持つ。それらに加え、必要なら自分に合った化粧をほどほどにすれば十分です。
繰り返しますが、極端にやり過ぎる必要はありません。例えば、「50kg以上はデブ」なんて平気で口にする男もいますが、そういう男は無視するべきです。モテない男ほど「数字」を出したりごちゃごちゃと条件をつけたりするものです。身長や骨格によっては、40kg台まで体重落としたら生理がこなくなる可能性とかもありますからね、、、骨がスカスカになる危険性もありますし。わかってる男は普通にわかっています。馬鹿男や低脳メディアの声がいつもデカいだけです。
個人的に特にポイントだと感じるのは、髪とファッションです。髪がパサパサだと見窄らしい印象を与えますし、逆に髪の手入れがしっかりしている女性は若く見えます。長くなると読みにくいでしょうから、ここにオススメのシャンプーの銘柄について書いたりするのは控えますが、女性の場合は特に、肌に触れるものにはお金をかけた方が良い気がします。極端な話、服よりも下着に気を遣った方が良いとすら私は思っているくらいです。ファッションに関しては、高いものである必要は全くないので、とにかく髪型も含め「自分を魅力的に見せる」ことに集中するべきです。どんな女性にも必ずしっくりくるファッションがあります。
あとは、やはり特にファッションに関してはそれぞれ好みがありますから、付き合う前であっても、好きな男性がいる場合は相手の好みについてさりげなく聞いてみるのもありだと思います。デートの時にその希望に沿うことで、好意のアピールにもなりますしね。
ちなみに、私が好きな女性の髪型は、、、って、誰も興味ないか、、、(笑)
3、笑顔がない
男性は一般的に、女性に「癒し」や「温かみ」を求めるものです。ですから、みんな女性の笑顔が大好きです。
誰にでも愛想良くする必要はありませんが、全然笑顔のない女性というのは、どんな場であっても敬遠されがちです。私もそういう女性は苦手ですし、グローバルに活躍している女性はどの国の人であってもみんなすごく笑顔が素敵です。
4、愛嬌がない
愛嬌って、「笑顔とは違うの?」と思われるかもしれませんが、結構違います。
あのですね、、、これは日本人女性に特徴的なのですが、「嘘の笑顔」を見せる人が非常に多いです。「目が冷たいままの笑顔」とでも表現すれば良いのでしょうか。まあ、それでもないよりはだいぶマシなんですけれどね。
愛嬌とは何なのか?と問われてうまく説明できる方は少ない気がしますが、個人的には、「ちょっとした瞬間に垣間見える女性特有の可愛らしさ」だと思っています。例えば、好きなスイーツを食べてキラキラした目をしている様子なんかでしょうか。あとは、髪型を褒められた際に、「本当っ!?」なんて嬉しそうに反応する様子なんかもまさにそれだと思います。
感情を押し殺してマシーンのように日夜働いている女性も最近は多いかと思いますが、そういった生活は人を無機質にします。忙しい人ほど、オンとオフの切り替えをしっかりした方が良いのではないかと私は思っています。
5、ちょっとした気遣いができない
これは逆も然りですが、やはり気が利く女性というのは、男としてはいわゆる「賢妻賢母」になってくれそうな感じがしてポイントが高いような気がします。
ものすごく分かりやすい例を挙げると、居酒屋でサラダを頼んだら、率先して取り分けてあげるといいですよ、という話です。そういったちょっとした気遣いを、男というのはすごく有り難がる生き物なのです。もしかしたら、「気遣ってもらっている自分」に対する満足感もあるのかもしれません。
ちなみに、私はそういった場面では、自分が速攻で取り分けます(笑)
ちなみにこの場合、次の品がサーブされた際に、「今度は私が取り分けるから、あなたはじっとしてて!」なんて言われたらめっちゃテンションが上がります!
ってみなさん、興味ないか、、、(笑)
6、自慢話をする
私からのこの忠告を深刻に受け止めた方が良い女性、最近はすごく多いと思います。
「本人的には自慢をするつもりは一切ないけれど、男的には自慢以外の何物でもない話」をする女性、本当に多いです。
「私が院にいた頃には、、、」とか「昔、ストックホルムを訪れた時に、、、」とか「先日会ったクライアントのスコットランド人が、、、」等の物言いには注意すべきです。
「えっ!? 事実なら問題ないでしょ? 普通の会話じゃん?」なんて思った方、今これをお読みになっている皆さんの中にも絶対いるかと思います。会話の流れでごくごく自然に出てきた話なら問題ありませんし、お互いによく知った関係なら既知の事実だったりもするでしょう。ただ、初対面やそれに近い程度の関係の男性の前でこういった話をするのはやめておいた方が良いです。世の中の多くの男性は、こういった話を聞いた際に萎縮してしまいます。そういったあなたのバックグラウンドが今のあなたの自信の元になっているのはわかりますが、とりあえず引っ張り出すのはもう少し待ちましょう。
この感情が、世の女性陣の高学歴化や社会進出を妨げてきた原因なのだということはわかります。しかし、「いい恋人に巡り合う」ための戦略と割り切れば、プライドを刺激されることに滅法弱いという男性の特性をよく理解することには意味があるだろうと思うわけです。
もちろん「そんな程度で萎縮するような男はそもそも自分とは釣り合わない」と思って切り捨てるのであればそれもOKです。ただ、冒頭で書いた通り、ごく普通の男がちょっとしたきっかけでグイグイ社会の上の方へ上がっていくなんてことはザラです。早過ぎる判断には、ちょっと注意が必要かなと。
7、自らの見聞を広げる気がない
男女ともに、「趣味が合うパートナーが欲しい」と願う人が多いわけですが、女性は特にこのことに拘る傾向があるような気がします。しかしながら、相手に対する条件をキツくすればキツくするほど、当然候補者の人数は減ってしまいます。
「異性との交際を通して世界が広がる」というのはなかなか悪くないものです。ぜひ相手が興味を持っていることにも積極的に関心を持ち、寛容な態度で接することをお勧めします。
私がかつて付き合ったある女性はいわゆるビジュアル系が好きで、私は初めてビジュアル系のライブに足を運んだりメタルを聴いたりしましたが、演奏技術の高いアーティストの多さに衝撃を受けたのを今でも覚えています。
付き合い始めた後に、仮にあなたの彼氏がプリキュア好きだということが判明しても、頭ごなしに否定するべきではありません!
いや、さすがにこの場合は即刻別れるべきか、、、(笑)
8、昔の恋愛の話をする
これはケースバイケースではありますが、特に20代半ばくらいまでの若者なんかの場合は注意が必要です。
すごくストレートな話をすれば、日本人男性の中にはまだまだ交際相手に「処女性」を求める人も少なくありません。もちろん、理性的には理解しているんですよ。「ほとんどの成人女性には元彼がいる」ということを。ただ、やっぱり「あえて聞きたいとは思わない話」ってのもあるわけです。交際前で、ごく普通に恋バナをすることは普通にあるとは思いますが、その場に意中の男性がいる場合など、この事実を頭の片隅に置いておくことをお勧めします。
9、さりげないアピールができない
意中の男性に自分から告白ができるのであれば話は簡単なわけですが、「告白は絶対に相手からしてもらいたい」という女性は少なくないかと思います。
その場合、少しでも自分の望む方向に流れを持っていくために、さりげなく好意を伝えるのが効果的です。方法なんて簡単で、一緒に食事をした後なんかにお礼とともに、「◯◯君と一緒にいるとすごく落ち着ける」とか「◯◯君になら何でも話せちゃうな」といった感じで、相手が特別な存在であることを間接的に伝えるのが効果的なのではないでしょうか。
ただ、男性を代表してこの場を借りてお願いするわけですが、好意がないにも関わらずそういった台詞を口にするのだけは控えてください。「絶対にいけると確信していたのにダメだった」なんていう惨事に発展し、男の心に深い傷を残す可能性があります。
10、お礼が言えない
男性版の方にも書きましたが、これ、本当に大事です。
例えば食事の際に、相手が奢ってくれると言うのなら無理にそれを拒否する必要はありません。もちろん、「いえいえ、私も払いますよ」とか何とか一言くらいは言った方がいいとは思いますが、しつこく割り勘を主張する必要はないと思います。とにかくしっかりお礼を言えば、それで十分なのではないでしょうか。
大事なのは、「すみません」とか「申し訳ないです」みたいなネガティブな言葉だけではなくて、笑顔で「ありがとうございます」とか「ごちそうさまでした」といった言葉をしっかり口にすることだと思います。
もちろん、割り勘であっても同じです。私だったら、「今日は一緒に過ごしてくれてありがとう」と毎回必ず伝えるし、そういった「ありがとう」のキャッチボールが続く交際が理想的だなといつも思っています。
11、貞操観念がない
結婚前提の真面目な交際をする際には、この辺もそれなりに重要な意味を持つような気がします。例えば、男としては、好意を持っている同僚と飲みに行って、冗談っぽくホテルに誘ったとして、すんなり了承するような女性にはちょっと不安を感じるのではないでしょうか。もちろん、ラッキー!とは思うかもしれませんが(笑)
こういう点、真面目な男というか、あなたとの関係を真剣に考えている男ほど気にする可能性が高いと思います。仮に相手のことが好きでも、「あえて断る」方が良い結果をもたらすこともあるわけです。
これはあくまで一例ですが、とにかくそういった営みに関して緩いというかオープン過ぎるのはあまり良いこととは言えないような気がします。
12、ガードが堅すぎる
前項と矛盾しているように思われるかもしれませんが、極端にガードの堅い女性というのも、恋愛から離れがちになりやすいとは思います。
本当にケースバイケースなので、私も一般論は持ち合わせていませんが、時にそれが、女性にとって切り札というか、ジョーカーのようなある種の武器になることもあるのかなと。あとはまあ、それが男性が女性を追いかけるモチベーションの一つであることも否定はできないとは思います。
こういう「定石」が存在しない曖昧な部分があるから、恋愛談議は尽きることがないのかもしれません。
あとがき
書いてみて思いましたが、本当に深いテーマですよね。
多分、最も厄介な点は、「縁」や「運」が主役になってしまうケースも少なくないということだと思います。どんな恋愛テクニックもそれらには敵いません。
それでも、待っているだけでは何も始まらないことも多いし、時間にはかなりシビアな制限があります。現実問題として、特に挙子希望がある場合は40歳くらいが一つの壁になるわけです。大学に進学し、若いうちはキャリア形成のために仕事に打ち込んで、、、なんて言っていたら30代になるのもあっという間ですからね、、、
一般論ばかり語っていても仕方ないので、最後に私の個人的な意見を書きますが、若い頃の貴重な時間は、仕事よりも恋愛に積極的に使った方が後々後悔せずに済む可能性が高いと思います。医学部に入るための勉強、司法試験に向けた勉強、大学院への進学、留学等に時間を使う分には十分価値があると思いますが、営利目的の民間企業における勤務なんかの場合は話が異なる気がします。要は時間を切り売りしているだけですし、その仕事をあなたがやることに必然性など存在しないのですから。それ故、長時間労働ほど若者に害のあるものは他にないと私は考えています。
最近、就活生の中に、「一般職を希望する男子学生」が増えているそうですが、個人的には納得です。会社への奉仕よりも、一人の人間としての人生の質に拘る者が増えてきたのでしょう。これは良い傾向だと私は考えています。それに、男女平等と言うのなら、男だってごく普通に寿退社が認められるべきですしね。
ということで、そろそろ筆を置きますが、皆さんにはぜひ「人間らしい生活」を送っていただきたいなと、人の世における枯れ葉のような存在のオッサンとしては心底思うわけです。あなたの両親が愛し合った結果存在できているのが今のあなたです。全ての人間は愛でできているのです。「多様性」ばかりが叫ばれる時代ですが、私はこれからも普通のことを普通なのだと言い続けることでしょう。すなわち、人を愛したり愛されたりというプリミティブな営みを伴う恋愛というのは、我々が人間でいる以上至上テーマとでも言うべきものなのです。
いつもこういう記事はノリノリで書いているのですが、こういつも最後の方になると説教くさくなってしまってダメですね、、、
ちなみに、今回は「女性版も読んでみたい」というリクエストに基づいて書かせていただいたわけですが、そんな感じで記事のリクエストをいただけると純粋に嬉しいですし、ブログ運営にもやる気が出ます。なので、もし「こいつに◯◯について書いてみてもらいたい」みたいなのがありましたら、気軽にご連絡いただけたら嬉しいです。