私は結構な歳ですが、税込年収300万円あれば十分です。サービス残業、休日出勤、全く問題ありません。それでも、私を買ってくれる人はいませんでした。
日本での就活に失敗しました
結論を書けば、この数ヶ月間、一生懸命日本での就活に取り組んだのですが、全部落ちました。いろんな会社の中途採用に応募しましたが、全部落ちました。
最近、日本では「人材不足」が深刻だというニュースをよく目にしていたので、まあ待遇なんかに拘らなければどこかしら見つかるだろうと思っていました。でも、ダメでした。全滅です。
別にいい会社ばかり選んで応募した訳ではありません。というか、一流企業なんかには応募していません。全部込み込みで年300万円あれば私には十分です。贅沢なんかには無縁の半生でしたから、特に欲もないのです。安酒飲んでネットができたら、もうそれだけで私にとっては十分。
学もないし、見てくれも悪いし、何かを望める立場じゃないって、自分でもよく理解しているつもりです。
それにしても、年俸300万円でも私に買い手はつかないという事実には本当に驚きました。皆さんは一体どうやって仕事を見つけたんですか?
本気で質問しますが、あなたは私よりも優秀である自信がありますか?
私には、貴重な時間を使ってこんな底辺のブログを読んでいるあなたよりも優秀である自信があります。
すみません。メンタルが超不安定で、つい思ってもいない変なことを書いてしまいました。そのくらい私のメンタルは現在ボロボロです。
年齢が全て
やっぱり年齢が重要なんですかね、日本社会では。
選考結果の通知にはだいたい、「マッチングの結果、、、」と書いてあったけれど、どう考えても業界やら分野やらめちゃくちゃマッチしているんですよね。書類選考で落とされた会社なんて、どう考えても年齢で切っているとしか思えない。履歴書と経歴書しか送っていないわけだから。
まあでも、日本社会ってそういうものなんですかね。22歳で就職して、60歳まで同じ会社で働くのが原則っていう。
転職なんて、所詮は20代のうちの話なのでしょうね。
本当にオッサンでごめんなさい。浪人も留年もしたことはないし、履歴書にブランクはありません。でも、誰も雇いたくはないんですね、オッサンは。
台湾での就労経験はマイナス?
ある会社の面接で、お偉いさんが言っていました。「実はつい最近、アメリカの会社での勤務経験がある方を採用したばかりなんですよ。今後はより積極的にグローバル人材を確保したいと考えています」と。
う〜ん、、、まあ確かではないけれど、台湾って微妙なんじゃないかな、、、
アメリカとかドイツとか、日本人は大好きですよね、、、
「要は中国ですよね?」って言ってきた面接官もいましたよ(笑)
何ていうか、現実を知りました。
みなさんが言う「台湾大好き!」ってのは、旅行で遊びに行く際の話でしかないのでしょうね。
「人材不足」の真実
嘘を書きたくはないので白状しますが、肉体労働系には応募はしていません。さすがにもうそういう年齢ではありませんから。
ヤマト運輸の件なんかが最近は話題になっているようですが、要は、日本で人材が足りていないのは「誰もやりたくない仕事」なのだと思います。
昔であれば、「誰もやりたくない仕事」は高賃金であることが多かったわけです。非常に理にかなった話ですよね。長距離トラックの運転手なんかが典型的な例でしょうか。でも、実際のところ、そういった業界の賃金水準は年々下降し、「待遇の面でも誰もやりたくない仕事」となっているのが現実なのです。
まあ、もう私はコンビニの店員だろうが保険の営業だろうが宗教の勧誘だろうが何でもOKですが。選んでいる場合ではないので。
若い人たちへ
私が今回の就活で学んだ重要なことを箇条書きにしておきます。
- 学歴は超重要だから拘った方がいい
- 余計なことは考えずに少しでもデカい会社に就職すべき
- 海外に出たいのなら若いうちに出るべき
- 海外に出たいのなら欧米に行くべき
- 日本よりも経済水準の低い国には行くべきではない
- スキルとかはどうでもいいからコネを作るべき
- 若さは価値
異論がある方もいるかもしれないけれど、あくまで個人的な感想を綴っているだけですから、これに関しては特に議論をしたいとは思いません。
管理人の今後
私の今後に関して、興味を持ってくださっている心優しい方もいるようだから、これを書かないのはマズいですよね。
とりあえず日本には帰らないというか、帰れません。仕事がありませんから。
しかしながら、「もう少し台湾にいたらどうですか?」という有難いお誘いを断って就活をした以上、台湾からも出なければなりません。
そんな中、「ぜひ来ていただきたい」と言ってくれた人がいるので、そこに移ることに決めました。
当ブログは「台湾ブログ」ですから、「◯◯在住サラリーマンの徒然なる日々」という新規ブログを立ち上げて、詳細は今後そちらに書こうかななんて思っているところです。
それにしても、極力愚痴は書かないように気をつけてはいるけれど、このままだと日本に未来はないと思いますよ。海外で活躍している日本人の知人はたくさんいますが、日本で冷遇された経験を持っている人は決して少なくありません。
私の学生時代のある親友は、誰でも知っている日本の自動車会社で働いています。昨年彼に会ったところ、「うちの会社には有名大卒しかいないけれど、みんなびっくりするくらい使えない。これが日本社会の真実だよ。」と言っていました。「相変わらず謙遜ばかりして、、、」なんてその時は思いましたが、考えてみたら、彼は嘘や誇張表現が大嫌いな人でした。
その後、シャープが日本の会社ではなくなり、東芝も中華な会社になる5秒前といったところでしょうか。今後同様の事例は増えていくことでしょう。
繰り返しますが、皆さんが知っている以上に、海外で必死に切磋琢磨している日本人ってたくさんいるんですよ。私が知っている範囲内で言えば、どの方も非常に優秀です。彼らより優秀な日本在住日本人がいったいどのくらいいるんだか、、、
ということで、以上、海外在住日本人底辺サラリーマンの愚痴でした。