新聞やニュース番組等の報道により既にご存知の方も多いかと思いますが、私も被害者です。
事件の概要
2018年1月26日、日本の仮想通貨取引所である「Coincheck」が何者かからサイバー攻撃を受け、不正アクセスにより顧客から預かっている「ネム（NEM、単位はXEM）」という仮想通貨のほとんど（約580億円相当）を盗まれるという事件が起きました。
実は私もその顧客の一人であり、こちらの取引所にネムを預けていました。当記事執筆時点においては全通貨の入出金が完全に停止されていますから、私には何もできません。
昨日の深夜、AbemaTVにて記者会見を視聴したのですが、どうやらネム以外の通貨（日本円を含む）に関しても、預けてある分を全額返してもらえる保証はないようで、日本全国に動揺が広がっています。つまり、ネムは持っていないけれど他の通貨は預けているという人もたくさんいるわけですが、「顧客全員で痛み分け」になる可能性があるわけです。
私はネム以外の仮想通貨も預けてあるのですが、いつになったら出金可能なのか、現時点では全くわからない状況です。何しろ、金融庁の許可申請中の27歳の若者が社長をやっているベンチャー企業ですから、事態が収束するまでには時間がかかる可能性があります。
それにしても、そんな若者が（少なくとも）数千億円規模のお金を動かしているわけですから、すごい時代になったものですよね。日本というのは本当に夢のある国だと思います。
転落中の管理人
実は私、、、これまで皆さんには黙っていましたが、超貧乏人です。私からしたら、生活保護受給者なんて貴族以外の何者でもありません、というくらい貧乏です。オフ会をやりたくてもオフ会に着て行く服がない、さらに言えば、服を買いに行くための服すらないくらい貧乏です！
現在は超薄給で社畜をやっており、未来は暗いです。病気にでもなったらもう会社の屋上から飛び降りるしかありません。
そんな中、昨年の終わり頃、「仮想通貨」というものの存在を知りました。2017年は仮想通貨元年とも言われる一年間であり、いわゆる「億り人」と呼ばれている億万長者も大量に生まれたのだとか。
私は確信しました。
これしかない！
と。
そこで、仮想通貨の取引所に口座を開設しました。日本には幾つも取引所があるのですが、ネットで色々と調べたところ、「Coincheck」の評判が良いことがわかりそこに決めました。本人確認が済んだのは年が明けてからだったので、実際に仮想通貨投資を始めたのは今年に入ってからです。
現金などほとんどありませんでしたが、それでも生きる上で必要なお金が多少はありましたから、とにかく全部かき集めました。人生は一度きり。一世一代の勝負と思い、私は覚悟を決めました。
そして、
いざ、勝負っ！
仮想通貨というのはこの世界には1,000種類以上あるのですが、日本の取引所で取引ができるのは13種類程度。その中で、今後ぐんぐん成長する可能性が高いと言われている「ネム」と「リップル（Ripple、単位はXRP）」に絞って投資をすることに決め、年始になけなしのお金で半分ずつ購入しました。
そして、
その後、大暴落！
本当に凹みました。あ〜もう自分はダメだと心底思いました。手を出すのが遅過ぎたのでしょう。いわゆる高値掴みをしてしまったのです。突っ込んだお金の半分がなくなりました。
そしてさらに、
今回のハッキング事件
が起きました。
「Coincheck」は全然コインをチェックしていなかったのです。セキュリティー対策をほとんどしていなかったようで、いとも簡単に盗まれてしまったようです。普通は大事な顧客の資産はインターネットから切り離したところで保管するわけですが、なんと全てオンラインで保管をしていたのだとか。さらに言うと、ネムという通貨には「マルチシグ（マルチシグネチャー）」というセキュリティーシステムがあるのですが、それも利用していなかったそうです。そりゃ盗まれるわなと、、、
そんなわけで、私は現在完全な無貯金状態です。当ブログの存続も怪しくなってきました。本当にヤバいので、もしカンパが可能な方がいらっしゃいましたら、少額でも良いので以下のアドレスまでビットコイン（BTC）をお送りください。死ぬほど感謝します。
「13cDRU6TsG8tTXX7Bbg6t26x1EvuN1WidT」
あとは、独自ドメインでないため需要はないかもしれませんが、もし興味がある方がいらっしゃいましたら、当ブログの売却も可能です。記事の切り売りも可能です。コピペする権利のようなものを販売することも可能です。もう売れるものは何でも売らなければならないくらい困っています。
もっと言うと、もう何もしたくなくなりました。会社には行きたくないし、ブログ記事も書きたくないです。
本当になんかもうボロボロです、、、
