最近どうも台北メトロ(MRT)の駅にある自動券売機が新しいものに(部分的に)入れ替わったようなので、今回ご紹介したいと思います。
いつも使っていた悠遊卡(イージーカード)へのチャージマシンが見当たらない
私は普段、東京に住んでいる人がSuicaもしくはPASMOを使っているのと同じように「悠遊卡(イージーカード)」を使っています。MRTだろうとバスだろうと、ピッとやるだけで支払いができますから本当に便利です。
私のイージーカードの使い方はほんのちょっとだけ変わっていて、一気に2,000元か3,000元くらいチャージ(中国語では「加値」)するようにしているため、チャージは本当にたまにしかしません。先日、残高が少なくなってきたのでそろそろチャージしようかなと思い、いつも使用しているマシンを探したのですが、なぜかいつもある場所にないのです。一体何が起きたのだろうと思って近くにあった自動券売機を見てみたところ、明らかに新しくなっていて、どうやらチャージ機能も実装されているようでした。まあ考えてみれば、一台でチケット(青色のコインの形をしています)の購入もチャージもできた方が場所や電気代の節約になるでしょうから合理的ですよね。
新しい券売機
まず、こちらの写真をご覧ください。
右側の4台は従来の券売機で、左端の1台が新しい券売機です。古いマシンも混ざっているということで、現在移行期間中なのかもしれません。
新しい券売機はこんな感じになっていて、イージーカード(iPASSにもチャージ可能)を置く台が設置されています。
ここにイージーカードを置いて、お金を入れることによってチャージが完了します。画面にも以前にはなかったチャージ用のボタンが表示されていました。
ちなみに、実はチャージ可能なマシンは元々二種類あり、今回姿を消したのはそのうちの一種類です。ですから、こんな姿をしているもう一種類の方のマシンはまだ健在です。もっとも、こちらのマシンもそのうち無くなるのかもしれませんが。
1,000元札が崩せなくなった
私は消えてしまった方のマシンをチャージ以外の目的でよく使っていました。実は、そのマシンでは大きいお札を小さいお札に崩すことができたのです。こちらで生活していると、1,000元札よりも100元札をたくさん持っていた方が楽なので、結構な頻度で私は1,000元札をそのマシンで崩していたのです。
新しくなった券売機なのですが、消えてしまったマシンで可能だった「1,000元札を挿入して、そのうちいくらチャージするかを選択」することができなくなったので、1,000元札を入れたらそのまま1,000元分チャージすることになってしまうのです。
まあ、今これを書いていて思いましたが、気にするようなレベルの話ではないのかもしれませんけれどね、、、(笑)
ということで以上、細か過ぎて伝わらないかもしれないローカル情報でした。