今回は、私のお気に入りのベトナム料理のお店を紹介してみたいと思います。最近特にハマっていて、実は毎週のように通っています。
台北でベトナム料理!?
東京や大阪同様、台北はアジア地域における大都市であり、様々な国からやっていた多種多様な人々が暮らしています。現地に実際に住んでいる者の実感としては、中国人以外だと、ベトナム人、マレーシア人、インド人、シンガポール人なんかが特に多いような気がします。
ということで、台北ではけっこういろんな国の料理を楽しむこともできます。お店のオーナーたちの多くは実際にその国の人たちであるケースも少なくなく、味も本格的です。もっとも、路地裏にあるような小規模店であることも多く、ガイドブックには載っていないことも多いのですが。
ただ、今回ご紹介するベトナム料理のお店はかなり有名です。職場の同僚に聞いてみたところ、知っている人もいました。まあ、わざわざ台湾まで旅行に行ってベトナム料理を食べるのか、、、という話にはなるのですが、とにかく私は最近どハマりしているので、とにかく旨いものを紹介したい! そんな気持ちで書いてみることにしました。
ベトナム料理レストラン「鼎越豐越南麵食館 武」
今回ご紹介するのは、台北メトロ(MRT)の「市政府駅」4番出口のすぐ近くにある「鼎越豐越南麵食館 武」(台北市信義區永吉路30巷167弄2號)というお店です。ちなみに、「ベトナム」は中国語では「越南」です。
チェーン店ではなく、ここにしかないそうで、立地が非常に良いせいか正直価格は少し高めなのですが、味のレベルはかなり高く、食事時は混雑することも多いです。ただ、十分な数のスタッフさんがいるので、注文してから料理が提供されるまでの待ち時間は短めです。
お店の外観はこんな感じです。台北駅の方向を向いて、「忠孝東路」沿いから右に少し入ったところにあります。
店内はこんな感じで、比較的席数は多めです。
お店に入ると、注文票を渡されるので、テイクアウト(外帯)か店内で食べる(内用)か選び、店内で食べる場合は先に席を確保し、その席の番号を記入します。注文票への記入が終わったら、レジに持って行き先にお会計を済ませます。
ご覧の通り、ごくごく一般的な台湾人が一食にかける金額が100元(約370円)であることを考えると、価格設定がけっこう強気なものであるということがわかります。まあでも、このエリアは日本で言うところの東京の銀座や六本木みたいなものですから、例外と言えば例外ですね。
以下、何点かメニューをご紹介したいと思います。結構いろいろあるのですが、やはり麺類がお勧めです。
私がよく注文するのは、こちらの「越式鮮牛肉河粉」140元(約520円)。いわゆる「フォー」ですね。とにかくスープがめちゃくちゃ美味しいです!
これに肉団子(?)的なものが加わった「越式牛肉牛丸河粉」170元(約630円)はこんな感じです。
やはりベトナム料理と言えばエビ等のシーフードも有名ですから、「越式海鮮河粉」150元(約560円)なんかも美味しいです。
あと、これは好き嫌いが分かれるかもしれませんが、私はホルモンの入った「越式牛雑河粉」140元(約520円)も好きです。
また今回、特に強くお勧めしたいのがこちらのお店の茹で野菜です。50元(約190円)。三種類程度用意されている野菜の中から一種類を選ぶことができます。私がよく食べるのは空心菜。
ただの茹で野菜と思いきや、とにかく味付けが絶妙なんです。ニンニクもたっぷり使われていて、ものすごく元気が出る味です。
麺料理一つと茹で野菜くらいでほとんどの方はお腹いっぱいになるかと思いますが、もう少し食べたいという方は、生春巻きである「越式生春捲」90元(約340円)などいかがでしょうか。エビがプリプリしていて、タレをたっぷりつけて食べると美味しいですよ〜!
ちなみに、こちらのお店、ドリンク類も美味しくて、結構注文している人が多いような気がします。
やはり一番お勧めなのはベトナムコーヒー「越式冰珈琲」70元(約260円)ですね。
運ばれてきてすぐに飲むと甘すぎるので、ガシャガシャ混ぜて氷を溶かしつつ味わいましょう。暑い日に飲むとこの甘さがすごくちょうどいいんです。
あとは、最近ベトナムスタイルのレモンジュースである「越式冰檸檬水」60元(約230円)を試してみたのですが、これも美味しかったです。
ということで、今回は私のお気に入りのベトナム料理店を紹介してみました。
アクセスが非常に便利なので、市政府駅付近のデパートや台北101などを訪れる際にでも、ぜひ寄ってみてはいかがでしょうか。
おまけ
実はですね、、、当サイト管理人はベトナム旅行が好きです。
今すぐにでもまた訪れたいくらいです。
アジアにはいろんな国がありますが、なんだかんだ言って治安が微妙なところも多いし、香港やシンガポールは魅力的だけれど物価が非常に高い。台北も物価に関しては最近は割安感はあまりありませんし、飲酒人口が非常に少ないので私のような酒好きにはちょっとだけ不満が。
そんな中、ベトナムは攻守ともに最高です。治安は良好だし、中東のテロリストから狙われる理由は皆無だし、某国のミサイルも飛んではきません。物価は安いし料理は美味しい。観光地は多いし、バーやラウンジも多くて夜遊びも非常に楽しい。また、繁華街に行くと白人だらけで海外に来た!って感じも楽しめます。
過去にこんな記事を書きましたので、もしよかったらチェックしてみてください。
sfcmiler.hatenablog.com
ということで、ベトナム料理だけではなくて、ベトナム旅行もオススメです。
(※2017年5月27日 追記)
最近、まだ食べたことのないメニューを試してみたので、写真を追加しておきます。
まずは、「泰式酸辣牛肉河粉」150元(約560円)。
タイスタイルの麺料理。それなりに辛いです。味に関して言えば、あえてお勧めするほどではないかな、、、というのが私の感想です。手前のいかにも鉄っぽい色をした物体は豚の血を固めたものなので、苦手な方はご注意を。栄養価的にはかなり期待できそうですが。
次は、「越式ビーフカレーライス」100元(約370円)。
これ、見た目はただのカレーライスなのですが、日本人が慣れ親しんでいる味とはちょっとだけ違います。説明が難しいのですが、少し変わった感じのスパイスのフレーバーがあって美味しいです。私は結構気に入りました。価格がリーズナブルなのも嬉しいです。
ということで、皆さんも機会がありましたら是非試してみてください。