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台湾在住サラリーマンの徒然なる日々

飛行機とお酒と夜景が大好きな台湾在住サラリーマン。日々の生活の中で感じた取り留めもないこと、現地在住者ならではの観光情報などについて発信していきたいと思っています。(Twitter: @superflyer2015)

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Amazonのせいで街の本屋さんがどんどん潰れているそうだけど、そもそも街の本屋さんって必要なの? どんな職業なら価値があるのか?

(*この記事には若干過激な表現が含まれていますので、腹を立てやすい人は読まない方がいいかもしれません。)


最近、「Amazonのせいで街の本屋さんがどんどん潰れている。それではあなたはまだAmazonを使いますか?」なんてタイトルの記事をよく目にします。というか、何年も前から度々メディアを賑わせていた話題ですね。「イオンのせいで、商店街がシャッター街に、、、」なんてのも似たような話です。
ずっとこの話題に関して思うことがあったのですが、なかなか意見を発信する機会がなかったので、今回はそれについて書いてみようと思います。

 

職業にはどんな種類があるのか?


生きるということはすなわち「仕事をして金を稼いで食べること」です。私の本音は、「仕事をして金を稼いで結婚して子孫を残すこと」なのですが、話がややこしくなるので、今回の記事では前者の定義でいきましょう。

誰しも学生の身分を終えたら仕事をしなければいけません。金がなかったら食えずに死んでしまうからです。
では金を稼ぐ手段には、どんな種類があるのでしょうか?

私は、全ての職業は以下の六種類に分けることができると考えています。

  1. 何かを作る仕事
  2. 技術職(専門職)
  3. 転売(小売り)
  4. 社会システムを利用して稼ぐ仕事
  5. 対人ビジネス
  6. 雑用


それでは、順番に説明していきたいと思います。

 

1. 何かを作る仕事


いわゆる「もの作り」です。日立とかソニーとかトヨタとかホンダなどといったいわゆるメーカーのことです。何もないところから、何かを新規に作るわけです。作家や作曲家なんかもこのカテゴリーに属します。それらは紙に印刷されて形になりますから。

 

2. 技術職(専門職)


上で書いた「何かを作る仕事」と多少被る部分もありますが、「技術」、「資格」などを持っているいる人たちが従事する仕事です。医師、看護師、弁護士、会計士、学者、教員などがこれに該当します。例えば、建築士はこのカテゴリーに該当して、実際に建築物を建てる大工さん等の作業員は上で書いた「何かを作る仕事」に当てはまるわけです。

 

3. 転売(小売り)


最初に書いた本屋さんというのはまさにこれですね。仕入れて売るだけ。毎年正月になると、福袋を大量に買い占めてヤフーオークション(ヤフオク)で売る中国人を中心とした転売屋が話題になりますが、やっていることはその辺のスーパーマーケットや商社と同じです。安く仕入れて高く売る。それが全てです。

 

4. 社会システムを利用して稼ぐ仕事


公務員のことです。市役所の職員、警察官、自衛官、国会議員など。どれも社会システムが生んだ職業です。一部、「技術職(専門職)」とも被ります。例えば、公立学校の教員や弁護士、会計士などは両方のカテゴリーに属しています。

 

5. 対人ビジネス


銀行、証券会社、保険会社のことです。何かを新規に生み出すわけではないけれど、なぜかお金が稼げるのです。アクチュアリー等、資格を持っている人は「技術職(専門職)」であるとも言えます。宗教、つまりお坊さんもこのカテゴリーに属します。彼らも「技術職(専門職)」なのでは?とおっしゃる方もいるかもしれませんが、私はそうは思いません。技術(専門)由来の部分もあるかとは思いますが、比率が小さいと思うので。芸能人やメディア関係はこのカテゴリーに属しますが、例えば楽器の演奏ができる人に関しては「技術職(専門職)」とも言えるかと思います。

 

6. 雑用


上記の職業以外でお金を稼いでいる人たちのことです。民間企業の一般職、その他事務職、清掃員、運送会社、旅行会社、福島で働く原発作業員などのことです。何らかの資格を持っている人に関しては、「技術職(専門職)」であるとも言えますが、その資格の取得難易度があまり高くなければ、このカテゴリーに属します。

 

最も楽な仕事は何なのか?


さて、では上述の職業の中で、最も楽な仕事はどれでしょうか?
あくまでここではざっくりとした話をしていますから、気軽に考えてみましょう。
「何かを作る仕事」は明らかに大変ですね。アイディアに知識も必要ですが、これを手に入れるのは簡単ではありません。
「技術職(専門職)」も大変ですね。医者や学者になるには、激しい競争を勝ち抜く必要がありますし、人生における貴重な時間を資格取得のためにたくさん使う必要があります。
「転売(小売り)」は明らかに簡単ですね。安く買って高く売るだけです。ただ、同業者との競争は熾烈です。日本にある大手の総合商社は成功例です。
「社会システムを利用して稼ぐ仕事」は比較的楽なことが多いです。だからみんな公務員になりたがるわけですね。終身雇用が約束されている点も魅力的ですね。ただ、消防士や刑事さん、自衛官等、一部生命の危険が伴う仕事もありますから要注意です。
「対人ビジネス」に関しては、基本的に収入が高めな仕事が多いので人気があります。注意すべきは、「フジテレビが明日なくなっても誰も困らない」ということですね。お寺のお坊さんがいなくなって困る人もいません。聖書だってその辺で簡単に手に入ります。しかしながら、実際にフジテレビに入社するのは大変です。
「雑用」に属する仕事の多くは、「なくなるとちょっと不便だけれど、誰でもやろうと思えばできる」仕事です。ポイントは、「一般的にあまりやりたくない仕事が多い」ということです。今の時代、WordやExcelくらい誰でも使えますし、コピー機でコビーをとることもできます。トイレ掃除もできるし、親の介護もできます。でも、他人が汚したトイレの掃除、あなたはお金をもらったとして、本当にできますか?

どうでしょうか?
私が何を言いたいかわかりますか?

 

街の本屋さんは本当に必要なのか?


街の本屋さんというのは、上で説明したカテゴリーで言うところの、「転売(小売り)」です。売っている本を全部店主が書いたのであれば立派ですが、実際は、「何かを作る仕事」や「技術職(専門職)」や「社会システムを利用して稼ぐ仕事」や「対人ビジネス」に従事している人の作品を転売しているだけです。新しいものを一切生み出してはいませんし、生み出そうとすらしていません。かといって、清掃員のおばちゃんのように、みんなから心の中で感謝されることもありません。毎日レジの前に座って、好きな本を読んだり、スマホをいじったりしていればいいのです。
もちろん、日本は資本主義社会ですから、上手くやったもの勝ちです。楽にお金を稼いでいる人は、ある意味勝者です。しかしながら、みんな楽をしたいわけで、こういった業界の競争は本当に熾烈です。

例えば、こんなのはどうでしょうか?
本屋さんの店主はきっと本が好きな読書家でしょうから、インターネット上に辛口レビューサイトを立ち上げて広告収入を狙う。店の規模が小さいようなら、いっそのこと、オタクをターゲットにしたラノベ専門店にして、さらにインターネット上に情報交換サイトを運営して広告収入を狙う。もしくは、読書好きな店主なら、きっとそれなりに文才もあるでしょうから、普通にブロガーになるだけでも、ある程度の広告収入が得られる可能性が高いです。「◯◯書店のオーナーが斬る!最新書籍の辛口レビュー!」とか、「◯◯書店のオーナーがもの申す!ここが変だよ現代人!」なんてブログがあったら、ちょっと興味湧きませんかね?
もしくはもういっそのこと、本屋やりつつ、空いた時間にコンビニでバイトでもすればいいんじゃないですかね。とにもかくにも、時間を金に換える方法なんていくらでもあるわけだから、努力を惜しんだ結果、閉店することになろうと全く同情はできませんね。Amazonのせいで、、、などなど、他人や他組織のせいにして得るものがあるのでしょうか?そんなこと言ってる暇があったら、手や頭を動かして金を稼ぎましょう。
「そんなに本屋の店主は暇じゃね〜よ」と言う人もいるかもしれませんが、断言します。絶対に暇です。私は子供の頃から本が大好きで、街の本屋に入り浸っていました。親の仕事の都合で転校もたくさんしましたから、いろんな街に行きました。どこの街の本屋の店主も同じでした。レジの前で座ってるだけ。

 

台北にも「街の本屋さん」はあるのか?


ありません。池袋にあるジュンク堂や、御茶ノ水にある三省堂のような大規模書店があるだけです。私もそれなりに長くこちらに住んでいますから、台湾の人たちの考えることが少しくらいはわかります。彼らだったら、レジの前で座っている暇があったら、店の外にテーブルでも出して、食べ物を提供するでしょう。そうしているうちにスペースがもったいなく思えてきて、完全に飲食店に鞍替えするでしょう。そもそも、簡単に手に入るような品を転売して得られる利益なんてたかが知れてますからね。中華圏の人たちの商売にかける気合いの入り方は本当に尊敬に値します。午前中から夜遅くまでやっている街の食堂も少なくはありませんが、定員さんは毎回同じ人だったりしますし、いつもボロいTシャツを着てるその定員さんが高級車のオーナーだったり、複数の家を所有しているなんてのはよくあることです。

 

最後に


資本主義社会においては、とにかく「努力」と「工夫」と「運」が大切です。運はまあ置いておくとして、努力も工夫もしない人が豊かになれないのは至極当然です。努力するのがどうしても嫌なら工夫をすればいいのです。工夫する能力やセンスがないのなら、がむしゃらに努力をすればいいのです。それも嫌で、そもそも資本主義社会が嫌いだというのなら、社会主義の国に移住するのがいいのかもしれません。
ちなみに、近年の中国は社会主義国家だと私は思っていません。その理由は、、、と続けて書きたいところですが、長くなりそうなのでまた今度にしておきます。
とにもかくにも、我々が自ら望んで日本を資本主義国家にした以上、Amazonの経営者等、「うまくやった者」を批判するのは絶対に間違っています。法律を犯しているわけでも環境破壊をしているわけでも何でもないわけですから。ただただ、負けた者の「努力」もしくは「工夫」が足りなかっただけなのです。
ちなみに、私は本当はそういった「やった者勝ち」の社会が好きではないのですが、、、これもやはりまた今度にしておきますね。


ついこんな時間に書きたくなって一気に書いてしまいましたが、そろそろ寝ることにします。
先週の金曜日に引き続き、明日も日経平均とクロス円が上がってくれるといいのですが、、、
「え?何の話?」と思った方は、

 

sfcmiler.hatenablog.com


でも読んでみてください。これが私なりの「工夫」の一つです。