元台湾在住サラリーマンの徒然なる日々

かつて台湾に数年間住んでいた日本人サラリーマンが綴る雑食系台湾ブログ。ご連絡はTwitter(https://twitter.com/superflyer2015)経由でお願いします。

誰が何と言おうと学生時代に絶対に経験しておくべき最も重要なことが恋愛である理由について冷静に考察してみた

f:id:superflyer2015:20180710004952j:plain

 

二日前にこんな記事

 

taiwanlover.hatenablog.com

 

を書いてみたところ、ある大学生の方から「恋愛編」へのリクエストをいただきましたので、今回はそれに応える形で筆をとった(実際はキーボードをカタカタしているだけですが)次第です。

 

これ一つで本が一冊や二冊簡単に書けるような大きなテーマですし、ネット上には関連した情報が溢れかえっていますから、どのあたりをどのくらい書くべきか正直迷いました。
あまり長くなるとポイントがボケるので、一先ず今回は、「管理人が考える、誰も言わないけれど明らかに最も重要な真実」と、かつて学生だった者として、現在学生のみなさんへの「恋愛を経験しておいた方がいいですよ」というちょっとしたメッセージを書く感じにしてみたいと思います。

 

ちなみに、今回の記事の内容も台湾とは全然関係ありません(笑)
本当は台湾の人々の恋愛模様なんかもお伝えしたいとは思っているのですが、それはまたの機会に。

 

CAUTION!(以下の文章を読む前に読んでいただきたい注意事項)

 

今回の記事は読むと不快に感じる人が非常に多いだろうことが予想されます。なぜなら、今回の記事ははっきり言えば、若い学生さんたちのみを読者として想定して書かれた記事だからです。
「あ〜なんかこれ読んだら傷つきそう、、、」とちょっとでも思った方は、読まない方がいいかもしれません。
もしくは、大人な態度で軽く読み流していただけましたら幸いです。

 

学校では教えてくれない確かな事実

 

私が友人と恋愛の話になった時などに毎回必ず言っていることがあります。それは、「恋愛も結婚も出産も、全部あまりにも当たり前のこと」という言葉です。

 

今これを読んでいるあなたは確かに生きていて、それがなぜかと言ったら、あなたの両親が恋愛して結婚して、男女の行為をして、あなたを造り、あなたを産んだからです。(お見合い結婚の場合や、結婚していないケース、体外受精、顕微授精などのケースもありますが、この記事では除外して考えてみることにします。またセクシャルマイノリティーの恋愛に関しても、今回は除外することにして、後日機会があれば台湾での事例も含めて書いてみたいと思います。)
それでは、あなたの両親はなぜ生まれてこれたのか? もちろん同様の理由からです。そんな非常に原始的にも思えることを、人間というのは何千年も繰り返してきたのです。

 

ですから、あなたがもし子孫を残さなかったら、その長年に渡って脈々と受け継がれてきた流れをピタッと止めてしまうことになるわけで、明らかに「普通ではない事態」だと言うことができます。「この世に生まれてきた者であれば、恋愛も結婚も出産も、全てものすごく普通のこと」なのです。
さらに見方を変えれば、「そういった普遍的なことの中にこそ、壮大な何かがありそうだ!」なんてことも言えるのではないでしょうか。何か特別な「魅力」みたいなものがないと、なかなかそう長い間絶え間なく続いていくなんてこともないような気がするのです。

 

これが、私が最も伝えたいことです。正直なところ、今回はこれだけ書いて終わりにしようか迷ったくらいです。

 

人生における真の喜びとは何か?

 

なんかちょっと堅苦しいというか、ジジくさい見出しですみません。もっといいのを思いついたら変更します。。。

 

みなさんは、日々生きていてどんなことに喜びを感じますか?
美味しいものを食べた時?
お風呂に入っている時?
夜、温かい布団の中に入った時?
お店で気に入った服や靴を見つけた時?
志望校に合格した時?
レポートの内容を教授に褒められた時?
臨時収入があった時?
ソシャゲのガチャでレアを引いた時?
好きな有名人がツイッターでリプを返してくれた時?
自分の書いたブログ記事に好意的なコメントが書き込まれた時?
Facebookでたくさん「いいね」をもらった時?

 

それとも、
バレンタインデーにチョコレートをもらった時?(管理人は現在も引き続き募集中です)
好きな人に告白して両思いになった時?
恋人と手をつないでデートしている時?
恋人を抱きしめている時?
恋人と一つになっている時?

 

少し年齢層を上げて、、、

希望の会社から内定をもらった時?
上司から褒められた時?
昇進した時?
部下を持った時?
大きなプロジェクトを任された時?
趣味でやっているブログのアクセス数が増えて広告収入がたくさん入った時?
ストックオプションで持っていた会社の株の値が急騰した時?

 

それとも、
恋人へのプロポーズが成功した時?
結婚指輪やウェディングドレスを選んでいる時?
結婚式や披露宴をしている時?
配偶者の手料理を食べている時?
配偶者から「妻」や「夫」という言葉を聞いた時?
(自分もしくは配偶者が)妊娠したことがわかった時?
大きくなったお腹をさすっている時?
胎動を感じた時?
子供が産まれ、初めて泣き声を聞いた時?
我が子を抱きしめた時?
安心してスヤスヤ眠る我が子を見つめている時?
子供が初めて自分の似顔絵を書いてくれた時?

 

他にもいろいろとあるとは思いますが、どうでしょうか? イメージが膨らんできましたか?

 

上に書いたのはパッと思いついたただの例ですが、今回私なりにいろんな過去の瞬間を思い出してみました。そして私の場合、「幸せな思い出」の各シーンには必ず誰かがいるということに気付きました。自分にとって大切な人です。
具体的には、学生時代に好きな子に告白して嬉しい応えをもらい、帰り道に手をつないだことや、手料理を食べてみたいと言ったら彼女がお弁当を作ってきてくれた日のこと、クリスマスの時期に彼女と夜景廻りに出かけたこと、深夜ベッドの上で彼女と将来の子供の名前について考えたこと、遠方に引っ越す可能性ができてめちゃくちゃ悩んだこと、、、
どれもずいぶんと昔のことだけれど、今でもはっきりと覚えています。

 

私もそれなりに年をとりましたから、いろんな経験をしてきました。
子供の頃にわけのわからない賞をもらって先生や親に褒められたり、受験で志望校に受かったり、部活で全国大会に出場したり、希望の職に就いたり、臨時収入でちょっと派手に遊んでみたり、、、
でも、そういうのって本当に記憶に残らないんですよね、、、
「そんなこともあったな」って思うだけで、特に何とも感じない。

 

現在学生である皆さんが、「仕事」に対してどんなイメージを持っているかはわかりませんが、ぶっちゃけ、仕事なんてそんなに楽しいものではありません。あんまり悲観的なことは書きたくないけれど、やっぱり「仕方なく働いている」という面が強いです。もっともこのへんに関しては、人によって言うことが大きく異なるとは思います。「私は好きなことを仕事にできている」なんていう成功例もあるでしょうし、「ブログなんて書いていられるわけだから、お前は十分楽できてるんじゃん」なんていう野次も飛んできそうです。

 

とにもかくにも、人生において本当に心に響く経験って、案外少ないんだと思います。その時、嬉しかったり、腹が立ったり、すごくイライラしたりしても、ほとんどの記憶は時間の経過と共にどんどん存在感がなくなっていってしまうのです。

 

でも、そんな中で、本気で愛した人との思い出だけは、ずっと色褪せないんです。親との思い出ですら、だんたんと遠ざかっていってしまっているのに。

 

だからとにかく、恋愛ってすごいなって思うんです。
みなさんにはありますか? 自分の命よりも大切なもの。

 

なぜ学生時代に恋愛を経験しておくべきなのか?

 

社会人になってからも、社会人サークルでの活動を楽しんだり、空いた時間に趣味を謳歌したりしている人なんかがたくさんいることは私もよく知っています。それに、もちろん社会人になってからも恋愛の機会はいくらでもあります。出会いなんて能動的に求めれば本当にいくらでもありますから。

 

では、なぜ学生時代に絶対に恋愛を経験しておくべきだなんて言っているのでしょうか?
私なりの答えは、「“大人”になると無邪気さが消失するから」です。

 

学生でも大人びた立派な感じの人はいますし、ガキっぽい社会人なんてのも決して少なくはありません。でも、やっぱり学生と社会人を比べると何かが決定的に異なるような気がするんです。グダグダ書くこともできるのですが、多分これに関しては、きっと社会人の方なら何となく感覚的に理解してもらえるんじゃないかなと思うんです。逆にもちろん、学生のみなさんには絶対にわからないはずです。
学生時代と違って経済的な自由なんかははるかに今の方があるんだけれど、あの学生時代に感じた「自由」ではないんです。
学生時代のような超長期休暇がなくなったからかもしれないし、スーツという枷がそうさせるのかもしれないし、単純に年老いただけなのかもしれません。でも、とにかく質的に明らかに自分にとっての「世界」が変化してしまうのです。

 

ちょっと大げさでしょうか?
別の角度から考えると、やはり社会人になると学生時代には見えなかったいろんな社会のリアルな部分が見えてきますから、そういうのに接するにつれて自動的に心がちょっとずつ荒んでいくのかもしれません。
例えば、学生時代にはニュースなんかもほとんど気にせず、彼女とのデートのことばかり考えていたけれど、最近では「中東でまた少女が自爆テロに利用された」なんて話を見聞きするだけで、本当に心にグサッとくるんですよ。「自分が善人ぶってるだけなんじゃ、、、」とも最初思いましたけれど、本当に明らかに心に何か影響があるんです。
あとは、今年日本のメディアを賑わせているのって、ぶっちゃけ浮気や不倫の話ばかりですよね。ああいうのもすごく影響があると思います。純粋な恋愛に身を投じたことのある人であれば、そんな話を聞くだけで絶対に心が傷つきます。

 

他にも、近年ネット上なんかでよく話題になっている言葉に「結婚のメリット」や「結婚のコスパ」といったようなものがあります。
では、学生カップルたちはそういったことを普段意識しているのでしょうか。もちろん答えはノーでしょう。私は当時、一瞬でもそんなことを考えたことはありませんでした。
学生時代から付き合っていた彼女と社会人になってすぐに結婚した私のある親友が、先日こんなことを言っていました。『最近の連中はよく「今の恋人と結婚するべきかどうか?」なんて言っているけれど、自分はそんなこと考えたことはない。「好きだからずっと一緒にいたい」と思って籍を入れただけだ。』
まあ要は、社会人になるといろいろと知恵が付き過ぎてしまうということなのではないでしょうか。

 

無邪気に突っ走る感じのあの若い頃の恋愛というのは、年をとってからではもう絶対に経験できないのです。
突っ走り過ぎて、あまりにも早く子供ができてしまったりする例も多いので、そのあたりに関しては「自分の身は自分で守る」という女性側の意識と、男性側に対しては「男なら女の子を本当の意味で大事にする」ことが大切だと書き添えておきますが。

 

でも、学生時代の恋人と必ずゴールインできるとは限らないのでは?

 

私の勝手な意見としては、「学生時代の恋人と20代前半くらいで結婚」というのがなんだかんだ言って理想なような気がします。
しかしながら、もちろん現実はそう簡単には進まないわけで、パートナーを探している社会人が巷には溢れていますし、昔と違って30代で恋人のいない人もとても多いです。
そんな中で、これも私の勝手な意見ですが、学生時代に恋愛を経験している人とそうでない人でけっこう差が出るような気がするのです。二日前に書いた記事で「日本人の多くは外国人アレルギー」だという話をしましたが、若い頃に恋愛を経験しなかった人の中には「異性アレルギー」な方が多いのです。要は、「異性に慣れていない」とか「異性に免疫がない」といったような表現と同じですね。ですから、やはり学生時代に恋愛を経験しておいた方が、将来的にも意義があるような気がするのです。

 

よく「モテる人」っていますよね。男であれば、「女の扱い方をよくわかってる」なんて言われる人たちのことです。ちなみに、私はこの「扱う」という部分が大嫌いです。まあそれは置いておくとして、そういった方って、実際に会ってみると同性にも優しいすごくいい人だったりすることが多いんですよね。若いうちから恋愛を通して、一般的な「他人との接し方」というのも学べるのかもしれません。

 


さて、今回はこのくらいにしておこうと思うのですが、どうだったでしょうか?
私は少しでも意味のあることが書けたのでしょうか?
もしかしたら、後日読み返してみて、少し内容を修正するかもしれないし、また別の記事としていろいろと細かい部分を書いていくことになるかもしれません。

 

ちなみにもし、「◯◯◯についてもっと詳しく書いて欲しい」とか「◯◯◯な場合はどうなの?」等、具体的な状況における記述などが欲しいなと思った方は、コメント欄もしくはツイッターなどで気軽にご意見やリクエストをお寄せいただけたらと思います。コメント欄で返事をさせていただくかもしれませんし、新しい別の記事でお応えさせていただくかもしれません。私のアイデンティティを端的に表すためにあのようなタイトルをつけているだけで、基本的には何でもアリなただの趣味ブログなので、今後も誰かが読みたいと思うトピックについて書けたら、それが一番いいんじゃないかなと思っています。

 

ということで、今回も読んでいただきありがとうございました。