数日前のエントリーで、小籠包で有名なレストランである鼎泰豊(ディンタイフォン)について紹介させていただきました。
記事の中で、「本店と台北101の中にある店舗は特に混むので、別の支店に行かれることをオススメします」なんてことを書いたわけですが、最近それらの店舗には行っていなかったので、混雑具合を確認するため、週末に台北101に行ってきました。(とか言いつつ、ただ小籠包が食べたかっただけなのですが、、、笑)
台北のシンボル「台北101」
台北を訪れたことがある方であれば、ほぼ間違いなく知っているのではないかと思われるわけですが、台北のシンボルと言ったらやはり「台北101」です。
高さは509.2mもあり、一時期は世界一の超高層建築物でした。東京の(かつての)シンボルである東京タワーよりもだいぶ高いわけです。東京スカイツリーは634mありますから、あちらの方が高いのですが、東京スカイツリーはただの電波塔であるのに対し、台北101にはぎっしりとオフィスやレストランが詰まっていますから、体積で考えるとはるかに巨大です。
台北101の場所なのですが、台北メトロ(MRT)の淡水信義線の「台北101/世貿駅」に隣接していますから、アクセスは非常に簡単です。また、板南線沿線にいる場合であれば、わざわざ台北駅まで行って淡水信義線に乗り換えなくても、「市政府駅」から徒歩で行くこともできます。歩くスピードに依りますが、15分から20分くらいでしょうか。市政府駅の周りにはデパートがたくさんありますから、それらの脇を通って行くと退屈しないと思います。週末は大道芸を見ることもできたりしますから楽しいです。
市政府駅から歩いて行く場合、駅を出て地上に出れば台北101は見えますから、特に迷うことはないと思います。
市政府駅から台北101までの道中には「台北市政府」があります。
台湾の台北市政府というのは、日本で言うと都庁みたいなものですかね。
最近は本当に雨の日が多くて、この日もあいにくの天気でした。
近付くと写真を撮るのもけっこう大変です。
建物の構成としては、メインのビルに加え、その横にショッピングモールがくっついています。
写真の右下に写っているのがメインエントランスです。
中はショッピングモールになっていて、高級ブランドショップ(ZARAは例外だと思います)が軒を連ねています。
鼎泰豊(ディンタイフォン)の101店
鼎泰豊(ディンタイフォン)に行く場合は複数ある入り口のどこから入ってもOKですから、入ったら地下に降りましょう。一周ぐるっと歩いてみれば簡単に見つかるはずです。
この日はとりあえずランチタイムは避けようと思い、午後の1時半頃に行ったのですが、外国人観光客でごった返していてなんと70分待ち!
そんなに待つのは嫌だったので、とりあえず別の用事を先に済ませて2時半頃に再訪したところ、30分待ち、、、仕方ないので今度は待つことに。
ちなみに、上の写真は4時頃店を出た際に撮ったのですが、20分待ちと表示されているのがわかるかと思います。受け付け時にもらう紙に書いてある番号が右のディスプレイに表示されたら席に案内してもらえます。
席に着くと目の前はこんな感じです。
この日ももちろん小籠包を注文しました。
右に写っているのは、前回も注文した「いんげんとひき肉炒め」です。
その他に、この日は「A菜」と「えび蒸し餃子」を選択。
ディンタイフォンと言えば小籠包なわけですが、この蒸し餃子も中にスープが入っていて本当にめちゃくちゃ美味しいです。試さないのは絶対に損です!(笑)
次は「ピリ辛ゆでワンタン(海老)」。
これがまた本当に美味しいんです! ひっくり返してしっかりタレをつけ、冷めないうちに食べてくださいね。
最後は「トマト・豆腐入り野菜卵スープ」。
シンプルな味付けですが、トマトの甘みが出ていて美味しいです。お酒を飲まれる方は、〆の炒飯のお供にしてもいいのではないでしょうか。
結論
この日も台湾グルメを満喫したわけですが、やはりこの店舗は混みますね、、、観光客だらけなので、すこしざわざわした感じもあります。みんな写真撮りまくりですし、、、って、私もなのですが(笑)
前回の記事にも書きましたが、やはりディンタイフォンに行く場合は「本店と101店以外」がお勧めです。
ただ、101店の場合は、食事の前後に展望台まで上がって景色を楽しんだりすることもできますから、「ついでに食事も」という感じならアリでしょうね。ちなみに、台北101の中にあるブランドショップに関しては、まあ銀座にあるようなお店と同じですから、特に「台湾らしさ」を感じることはないような気がします。台湾まで来て、カルティエやティファニーやロレックスに行ってもなぁ〜といった感じです。まあ、旅行の記念にはなるかもしれませんけどね。
ということで、今回の記事は以上です。
それにしても、本当に小籠包って美味しいですよね。点心というのは特に日本人の好みにフィットするような気がします。