元台湾在住サラリーマンの徒然なる日々

かつて台湾に数年間住んでいた日本人サラリーマンが綴る雑食系台湾ブログ。ご連絡はTwitter(https://twitter.com/superflyer2015)経由でお願いします。

(夜も楽しまなきゃ損!?)台北で夜遊びができる「ナイトスポット」紹介

台北のクラブ


今回は台北での「夜の過ごし方」についてざっと紹介してみたいと思います。

以下、候補に挙がるであろうと思われる夜のエンターテイメントについて、順番に見ていきましょう。

 

夜市


いわゆる「ナイトマーケット」です。やはり台湾旅行と言えばこれですね!

内容に関しては説明不要かと思われますが、様々な屋台がびっしりと並び、ローカルなB級グルメやショッピングを楽しむことができます。夜市と言っても本当にたくさんありますから営業時間も様々なのですが、基本的には午後6時頃から屋台の営業が始まることが多いです。ほとんどの屋台は午後11時頃までは営業を続けますし、特に週末は日付が変わるくらいまで楽しめる夜市も多いです。雨天の時の判断はお店次第ですが、屋根がしっかり付いているようなお店は開いていることも多いです。屋外に簡易テーブルを出している飲食系のお店は、やはり営業を一時的にストップすることになります。台北には雨がよく降りますが、短時間降ってすぐに止むことも多いので、雨天でも諦めずに足を運んでみるのもありだと思います。

日本の場合、多くのカップルが夜デートで居酒屋やカラオケを利用しますが、夜市はこっちのカップルたちの典型的なデートスポットでもあったりします。こちらの人たちの多くはお酒は飲みませんからね。

台北の夜市に関する記事はまだ書いたことがないのですが(紹介しているサイトがあまりにも多くて書く気がしないので)、高雄の夜市の紹介記事が一つだけありますので、もしよろしければご覧になってみてください。

 

taiwanlover.hatenablog.com

 

台湾スタイルの居酒屋


お酒が好きな方にはこれが最もオススメです! 

こちらでも「居酒屋」という言葉はそれなりに浸透していますが、そう呼ばれるのは基本的に日本スタイルのお店であり、台湾スタイルのお店は「熱炒」なんて呼ばれることが多いです。お店の外観は様々ですが、こんな感じであることが多いです。

 

f:id:superflyer2015:20180205185233p:plain

 

お店によって若干スタイルは異なりますが、基本的には注文票に記入して注文する形式なので、中国語ができなくても非常に気軽に利用できると思います。海鮮系のお店だと、魚や貝類と調理方法をそれぞれ指定して調理してもらう形式の場合もありますが、台北の市街地にはこういったお店はほとんどありません。

飲み物に関しては、店内に大きな冷蔵庫がありますから、そこから好きなものを勝手に持ってきて、お会計の時に店員さんが空き瓶の本数を数えてくれるタイプのお店が多いです。結構いろんな種類のビールがありますから、いろいろ試してみることをお勧めします。ビール以外のお酒は基本的にはないと思った方がいいです。

 

日本スタイルの居酒屋


旅行者の方には正直お勧めしませんが、台北には日本にあるのと同じような感じの居酒屋も決して少なくありません。日本人がオーナーをやっているお店もあるので、味も我々にとっては極めて標準的です。やはり駐在員や日本食が好きな現地人に人気なようです。価格も「日本的」であることが多いので私は基本的に行きませんが、たまに軟骨の唐揚げや焼き鳥なんかを食べるとホッとしますね(笑)

お店の場所ですが、最もこの手のお店が密集しているのは台北メトロ(MRT)の忠孝敦化駅から忠孝復興駅の間のエリアです。いわゆる「東區」なんて呼ばれているエリアですね。

 

バー


台湾にはカクテルを楽しむ文化がないので、これはあまり一般的ではないのですが、一応あるにはあります。専ら外国人向けですね。ただやはり、私としては旅行者の方にはお勧めしません。東京にもっといいバーがいくらでもありますからね。価格は日本のお店とほぼ同水準です。カクテルの質なんかに関してはまあまあですかね。

場所ですが、日本スタイルの居酒屋同様、「東區」と呼ばれるエリアに多いです。あとは林森北路付近にもありますが、このエリアのお店は実質的にガールズバーのような感じになっていることも多いです。質を求めるのであれば、外資系の五つ星ホテルのバーやラウンジに足を運んでみるのも悪くないと思います。

 

カラオケ


台湾にもカラオケは普通に存在していて、人気のあるエンターテイメントの一つです。ただ、日本とは結構スタイルが異なるので少々注意が必要です。日本だと2人で行くことも多いわけですが、こちらのカラオケは大部屋ばかりで、ざっくり言って6人以上で行くようなケースが多いというか基本な気がします。大人数でパーティーする場所って感じですね。部屋の中にトイレがあって、初めて行った時には衝撃を受けました(笑)

日本のカラオケは一般的に結構安いので、日本人的には価格は高めに感じるかもしれませんが、施設内の内装が凝った高級感のあるお店も多いので、お洒落してみんなではしゃぐにはもってこいです。

 

f:id:superflyer2015:20180205185508p:plain

 

f:id:superflyer2015:20180205185539p:plain

 

多くのお店はエントランスホールにこんな感じのシャンデリアがあったりして、日本人的には若干カルチャーショックを受けるかもしれません(笑)

音響設備に関してはまあまあですかね。日本語の曲もそれなりにはありますが、もちろんそんなに多くはありません。

 

クラブ


おそらく日本でも行ったことのない人はすごく多いのではないでしょうか。DJブースがあって、大音量でハウスやヒップホップ、テクノやトランスなんかが流れている場所です。フロアで踊っている人もいれば、バーカウンターで静かに飲んでいる人もいますし、ナンパしている人もたくさんいます。白人も結構多いです。

私は育ちが悪いので、こういう俗っぽい場所が大好きですが、私のブログを好んで読むような真面目な方たちは興味ないかもしれません(笑)

場所ですが、台北101付近に人気のあるクラブは集中しています。入場料に関しては、曜日によって違うことが多いですし、男女で差があることも多いです。700元(約2,300円)くらいが標準でしょうか。お酒に関しては、入場料に1杯か2杯分のドリンク券が付いていることが多いです。ただ、飲み放題のお店もあります。それ以外の場合は、1杯200元(約670円)くらいすることが多いです。

 

(※2016年8月21日追記)

「台北101」周辺に集まっているナイトクラブへのアクセス方法や遊び方についてまとめた記事を書きましたので、ぜひこちらもご覧になってみてください。

 

taiwanlover.hatenablog.com

 

男性向けの夜のお店


これについては省略しようか迷いましたが、これ目的で来る日本人男性が少なくないというか、非常に多いのもまた事実ですからね、、、

場所は林森北路周辺に集中しています。女の子がバーテンダーとして話し相手になってくれるガールズバーのようなお店もあれば、スナックもあります。日式キャバクラに関しては、日本にあるキャバクラとは違い、いわゆる「お持ち帰り」が可能なところも多いです。台式キャバクラももちろんありますが、現地人の案内がないとたどり着くのは多分簡単ではないと思いますし、中国語は当然必須です。あとは、ごく普通のカラオケとは違う中華圏独特の夜の「カラオケ」もありますが、別室にはヤクザがいますから十分な現金を持って行った方が安心だと思います。もっとライトなのはやはり「マッサージ」ですね。これに関しては全て交渉次第です。

 

taiwanlover.hatenablog.com

 

ネットで調べればいくらでも情報が出てくる話なので一応触れておきますが、もっと露骨なサービスに関して言えば、「スペシャルマッサージ」付きのサウナやLINEで注文可能なデリバリーサービスも存在しますし、地元民向けの「個人工作室」というシステムもあります。「工作」は日本語で「仕事」の意味ですから、個人的な仕事部屋ということですね。
とさも知ったように書きましたが、実は私は全く詳しくないので詳細は不明ですが。

ちなみに、これだけは覚えておいていただきたいと思うわけですが、日本と違い、この国では性サービスは全て違法です。警察に見つかったら普通に逮捕されますから、遊ぶのであれば余程の覚悟を持って挑んでください。


ということで以上、ざっと挙げるとこんな感じかなと。


私はお酒が大好きなので、やはり台湾スタイルの居酒屋がオススメです。これから台湾では暑い日が続きますが、ローカルなB級グルメを肴にして飲むキンキンに冷えた台湾ビールは本当に最高です。ぜひみなさんにも試してみていただきたいなと思っています。